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水槽のフタについて。

こんにちは、どにゃです。


今回は水槽のフタについてです。
私はとある理由から、水槽にはフタをしない派でした。
フタなしにはリスクやデメリットもあり、それを分かった上でフタをしていませんでした。

FBのコミュニティで皆さんのご意見を伺ってみた結果を簡潔にまとめると以下のような感じでした。


【フタをする派の理由】
魚の飛び出し防止、蒸発防止、海水の飛沫防止、地震の際の溢れ防止、OFノイズの低減



【フタをしない理由】
不便、フタの掃除が面倒、光量が低下する、水面を見るのが好きだから




実は私も水面を眺めるのが大好きという理由から、フタはしていませんでした。
弊害として、ルンバからパープルファイヤーゴビーの干物が出てきたことも・・・。(汗)
しかし今回、特に飛び出しやすいこの子をお迎えした事を理由に、ついにフタをしない拘りを捨てました!

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イエローヘッドジョー。
めっちゃかわいいww

以前から飼ってみたかったんですがその性質から躊躇っていました。
なのにお迎えしたのはガマンできなくなったからです。(笑)
嫁ちゃんからの強いリクエストのあったお魚でもありました。




さて、フタをするのは決まったとして、どうするか考えました。


まずは材質です。

代表的なのはアクリル、ポリカ(ポリカーボネート)、塩ビ、ガラス辺りです。
それぞれに良い点と悪い点があります。



アクリル
良 透明度抜群、加工しやすい、割れにくい
悪 とても反りやすい、傷付きやすい、UV透過しない

ポリカ
良 やや加工しやすい、とても割れにくい
悪 傷付きやすい、UV透過しない

塩ビ
良 やや加工しやすい、反りにくい、割れにくい
悪 透明度が低い、とても傷付きやすい
※UVの透過率は不明(多分ポリカやアクリルと変わらない気がしますが)

ガラス
良 全く反らない、とても傷付きにくい、UV透過する
悪 加工が困難、割れやすい、重い


※ここでいうUVとは400nm以下を指します。
アクリル、ポリカは400nmから以下へ向けて急激に減衰されます。
ガラスはもう少し短波長まで透過します。


20150725-03-spectrum-intensity-loss.png
参考資料(1.023World ナイトライドUV 370nmスポットLEDヒストリー )




それぞれを順位付けするとこんな感じです。


透明度  アクリル>ガラス>ポリカ>塩ビ

反り難さ ガラス>塩ビ>ポリカ>アクリル

傷耐性  ガラス>アクリル>ポリカ>塩ビ 

加工性  アクリル>ポリカ≒塩ビ>ガラス

UV透過率 ガラス>アクリル>ポリカ  塩ビ(←不明)

割れ難さ ポリカ>塩ビ>アクリル>ガラス



魚水槽には反らない塩ビ、メタハラやUV(400nm)入りLED等を使用するサンゴ水槽にはガラス、UVに拘らないトータルバランス的にはポリカ、という感じでしょうか。

なお、ここでいうアクリルは普通のアクリルです。
UVを透過する特殊なアクリルもありますが、高価です。



反りのなさと傷耐性とUV透過率を重視して、私はガラスを選択しました。

私の水槽は奥行が600mmなので、60cm規格水槽用のガラスフタを縦に使用することで安価に済ませることもできましたが、性格的にピチッ!としていないと嫌だったので(笑)、サイズを測ってガラス屋さんにオーダーしました。


注文から完成まではとりあえずサランラップで凌ぎました。(笑)
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こちらが完成品です。
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うム、カッコいい。(笑)
ガラスなので重いのと、万が一割ってしまった時のコストを下げるために4分割にしました。

厚さは3mmで、真ん中の穴(20φ)は脱着用です。
なんせフチにはほとんどスキマがないので。(笑)

中央の2枚は真四角で、左右2枚のシリコン部分だけカドを落としてもらいました。
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細い魚は穴を通れてしまうので100%ではありませんが、穴は20φなのでまぁ大丈夫でしょう。
ガラス面に沿って飛ぶことが多いので、フランジがない水槽だとフチ周りの僅かなスキマから飛び出すことは少なくないようです。

これで魚の飛び出しと、かなり大きめの地震が来ても水がこぼれる心配はほぼないでしょう。
フタが軽いと揺れた水が押し上げてしまうことがあるそうですが、フランジ+ガラスフタならほぼ鉄壁の防御となるはずです。
この場合は重さもメリットになりますね。




おまけの薀蓄。

私がフタをしなかった理由は「水面を眺めるのが好きだから」と書きましたが、もう一点は酸素供給の為です。


よくエアレーションやスキマーで酸素が供給されると勘違いされていますが、一般的なエアレーションの気泡サイズからはあまり酸素は溶け込みません。
酸素は水に溶けにくいのです。

実は、酸素は水面から大気圧によって溶け込んでいきます。
なので、エアレーションで酸素が供給されるのは気泡自体からではなく、気泡が水面で弾けることで水面を揺らすことと、気泡が「対流」を起こして酸素が豊富に溶け込んだ表層の水と酸素濃度が低い低層の水を撹拌することで水槽全体に酸素が溶け込みます。
従って、必ずしもブクブクさせる必要はなく、ウェーブポンプでの撹拌が酸素供給になります。
水面が揺れるようにセッティングするとなおいいですね。
まぁ海水水槽で水面が揺れてないものは見たことありませんが・・・。(笑)


淡水に比べて海水は酸素が溶け込みにくいので、酸素が不足しがちになります。
海水水槽で水流が大事といわれるのはこの為です。
好気性生物は(バクテリア等)は酸素がなければ活動ができません。
土台となる好気性バクテリアが正常に活動できなければ、水槽が上手く回らないことは解ると思います。

従って、筒の中で気泡がグルグル回っているだけのスキマーからの酸素供給はあまり期待できません。
スキマーの中では酸素が飽和状態にもなるかもしれませんが、酸素が必要なのはスキマー内ではなくメインタンク内です。
それならメインタンク内の水をグルグル回すべきです。

ウチはキャビネット内も通気が少ないため、メイン水槽にフタをすると酸素を含んだ空気が水面にあまり触れなくなるので酸欠への懸念が少しありますが、フタをすると飼育が出来なくなるというワケでも無いので気にしなくてもいいのかもしれません。
一応、帰宅してからはフタを1枚開けるようにはしています。

[ 2016/11/24 ] 機材のこと。 | CM(17)

水を換えるのは何の為??

どもです、どにゃです。

アクアリウムにおいて、ほぼ全員が必須といえるメンテナンス項目が「換水」です。
今までに換水したことが一度もないアクアリストはまず皆無でしょう。


では改めて、換水する目的はなんだろうか?


ここでは現在主流と言える「サンゴ水槽」と「人工海水」という前提で考えてみたいと思います。

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サンゴ水槽に必要な条件はたくさんありますが、まず基本的なところで言えば
「栄養塩を低く保つこと」、「適正なミネラルバランスを保つこと」です。

水槽内では減るものと増えるものがあることはご存知かと思います。



しかしながら低栄養塩を保つことに限れば、プロテインスキマーの高性能化や、水質を管理・把握する情報や技術が発達した昨今では換水に頼らずとも、さほど難しい事ではなくなりました。
ホビー試薬でリン酸塩ゼロ、硝酸塩ゼロの超低栄養塩水槽も珍しくはありません。(それがサンゴにとって良いか悪いかは置いといて)


RO浄水器を使って、システムをきちんと機能させれば多少の差はあれど悩むほどの富栄養化は起きないと思います。
もちろん魚や餌を入れすぎている場合などは除きますが、そうではないのに意図しない栄養塩が出る場合はシステムが機能していないことが原因だと思うので根本的な見直しが必要かと思います。

あくまで基本に忠実に。
あくまで基本に忠実に。

大事なので2回言いました。(笑)

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では栄養塩が出ていなければ、換水は不要なのか?というとそれだけではなく、もう一つ「イオンバランスを整える」という大きな理由があります。

詳細に語ると長くなるので割愛しますが、主に消費された元素を補充するのが目的です。


海水には地球上に存在するほぼすべての元素が溶け込んでいるそうなので、その数はとても膨大で把握・管理しきれるものではありません。
また測定するにしても、ホビー用途での試薬はほんの数種類程度しか販売されておりませんので主要な項目くらいしかできません。
その為今までは良質な人工海水で換水することで、なんとなくイオンバランスを補った気になっていました。


しかしトリトンラボの水質検査サービスが開始されたことで、今まで知り得なかった詳細な水質データの可視化が可能になり、イオンバランスの把握が飛躍的に向上しました。

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またサンゴ飼育の研究も進み、どの元素がサンゴにどんな影響を与えるかもわかってきました。
必然的に、それに伴って添加剤も洗練されてきているハズです。
ではそのような添加剤を使用することで、比較的長いスパンで良好なイオンバランスをキープできるようになったとしたら?


もし仮に、栄養塩が低くイオンバランスも良い状態で保つことができる状態の水槽があったとしたら、(サンゴにとって)定期的に換水する理由はなんでしょうか?


・・・。

・・・・・。

・・・・・・・・・・差し当たり、ちょっと思いつきません。



黄ばみの除去?

水槽で長く使われた海水は「フミン酸」の蓄積で黄ばむと言われています。
直接的な有害性は低いようですが、観賞的には好ましくないので除去したいものです。

しかしその解消は換水以外でも可能です。
活性炭や添加剤などです。
それに換水による黄ばみの解消は効率が悪いです。
また強制濾過の魚水槽と違って、リーフタンクは黄ばみにくい印象です。




デトリタスの除去?

これは屁理屈みたいになってしまいますが、この場合は「水を換えること」自体が目的ではないので、もしデトリタスだけを取り出すことができれば水を換える必要はありません。
現状は水と一緒に吸い出すしかありませんけど。

ただ、私個人的には、水槽内には多少のデトリタスは必要なんじゃないかと考えています。(あくまで「多少」です)
根拠はなく感覚的なモノですが・・・。


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換水を増やしても調子が上がらない。


換水するとサンゴからミューカス(粘液)が出る。


多忙などで換水が減ったら調子が良くなった。




どれもよくあるケースではないでしょうか。
実際に、換水をしまくっても調子が上がらなかった経験が私にもあります。
もちろん良くなったこともあります。


ということは、換水はベターなだけで、必ずしもベストとは限らないと言えます。

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少なくとも、換水するとサンゴが好調を示すORP値を確実に外します。
そしてゆっくりと時間をかけて戻っていきます。
戻ったと思ったらまた換水でドンと低下・・・の繰り返しです。
この変化は目には見えませんが、それだけ水質が変化しているワケですからサンゴの負担にも成り得ると思います。

実際、無換水もしくは少量換水でキレイなサンゴ水槽を維持されている方も居られます。


作りたての人工海水はイオンバランスがある程度一定で安定してはいますが、それでも人工物であるが故にパーフェクトではありません。
微量すぎて混ぜることが難しい元素や、有機物、バクテリアなどが不足しています。
有機物は給餌や生物の代謝などで発生しますが、水槽内に存在しない元素が出てくることはありません。

仮にそれらの元素が無くてもサンゴは生きていけるのかもしれませんが、元々の複雑な色合いがだんだん褪せてしまう原因は光だけではなく、このあたりが怪しいのではないかと最近思っています。
ない物は添加するしかありません。

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あ、もちろん換水を否定するつもりは一切ありません!
冒頭でも書いたように換水はアクアリウムの基本中の基本ですし、私も換水で状態が良くなった経験がたくさんあります。

換水のみでキレイな水槽を長く維持されている方も少なくありませんし、そういう水槽にとってはベターでなくベストなのかもしれません。
サンゴの「慣れ」もあります。

水槽とキーパーの数だけ管理方法と正解がありますし、入っているサンゴの種類や求める色合いも人それぞれです。
またサンゴの産地と照明の相性も個人的には感じています。

ただ、無換水でもハイレベルなサンゴ水槽を維持してる方が居られるので、換水の必要性について少し考えてみました。


闇雲に水を換えても必ずしもいい結果になるとは限らない以上、「換水する目的」をしっかりと考えることが大切だと思います。




貴方はなぜ水を換えますか?

そのスパンや量はどうやって導き出したものですか?




安定して上手くいっている方はきっとこのあたりにキチンとした根拠があるのではないでしょうかね。


おしまい。


s-20161025_211706 (2)


文字だけじゃ寂しいので、挿絵に水中撮影した画像を使ってみました。
特に意味はありません。(笑)


※当記事は問題提起でもなく特定の方へ向けたものでもなく、ただ単に思っていることを書いただけですので誤解されることのなきようお願い致しますね。
[ 2016/11/05 ] 日々のこと。 | CM(12)

ショップツアー2016年10月編。

どーも、どにゃです。

10月もツアーに行って参りました。
メンバーはあなごんべさん、親方~さん、mjnekoさん、haseさん、のみやさん、私の6名全員出席なのは7月編ぶりです。
コースもいつも通り。


今回はちょー手抜きです。
ツアーブログは出会いやネタがないと本当に書くことがない。(失礼)

いつも通り、特になし、おわり。みたいな。
なら書くなよって感じですよねw


もうnekoさんが居る時は書かなくてもいい気がしてきました。(笑)
いつでも手を抜かないnekoさんはホントすごいと思う。



1店目 AQUA LOVERSさん
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最近は基本開店時間には開いていないラバーズさん。(笑)
今回は10分待ち。
まぁ、私ら以外に待っている方はいつもいませんけど。

あ、だからいないのか?(笑)
いや、だから開かないのか?
ニワトリが先か卵が先か的な。



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販売水槽のサンゴがキレイ揃いなのは言わずもがな。
安定のラバーズクオリティですよ。

どこのショップでも入荷間もないのがキレイなのは当たり前です。
ラバーズさんがすごいのはそれを高いレベルでキープしたり、モノによっては揚げるとこ。


何回も言うけど難点は遠いこと。(笑)
って言うと、ジャイアンはきっと「大阪よりは近いじゃん」て言うでしょう。(笑)

もう少し近ければツアー以外でも足を運びたいところなんですがねぇ~。

私はサンゴをおひとつと、CFをお買い上げ。

そしたら2日後にSPSセールが始まったけどwww


でもいいんです。
通販の送料や引取りの交通費を考慮したら、かえって高くつきますから。
目で見てその場で買って持って帰れる幸せ。



1.5店目 Big Boy

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しかしこの日は寒かったです・・・。
上着を置いて来て後悔。




2店目 コスタリアさん

今回は特になし。
この辺からお腹いっぱいのせいか眠気が・・・zzz。



3店目 B松さん

眠くてよく覚えていません。(笑)
店長さんは退職されたようです。

そのせいかサンゴも魚も寂しい感じ・・・。
前前店長が居なくなってから海水コーナーはミドリイシが縮小され、魚も縮小され、どんどん寂しくなっています。

八潮店からどなたか来られるのでしょうかねぇ?

頑張ってほしいです。



4店目 B八さん


眠い!寒い!
半分気絶してます。

かろうじて青いものだけには反応。

s-20161030_160601.jpg

安定クオリティの宮古シャコガイ。
是非肉眼で真上から見て欲しいです。

理想は真昼の太陽光です。
宮古島で見て震えました。
今は寒さに震えていますが。

写真なんかではとても伝わらない美しさです。


コエダアイスブルー。
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定期的に入りますね。
ただ、ちょっと肉が薄いんだよなぁ・・・。
キレイだけどね。


あの子は今日もかわいかった。(謎)



おしまい。(爆)





うーん、我ながらひどいブログだ。(笑)




[ 2016/11/02 ] ツアーのこと。 | CM(4)

ウチの水槽について。

こんにちは、どにゃです。

改めて私の水槽について書いてみたいと思います。


まず、システム的には本来のベルリン?になると思います。

ベルリンと聞くといわゆる日本式ベルリンと呼ばれる、「添加剤をあまり使わずに大量に換水するスタイル」をイメージしますが、本来のベルリンシステムとは換水量を減らすことを目的としています。


換水の目的である硝酸塩の蓄積(強制濾過の働き)を抑えるために濾材を使用せず、新鮮なライブロックとプロテインスキマーを用いて有機物を分解、除去します。
そして消費された微量元素は添加で補い、僅かに発生する硝酸塩はライブロックの嫌気域で脱窒を狙い、リン酸は吸着剤等で処理してなるべく換水を少なくするというのが本来のベルリンシステムの趣旨です。


ベルリンで砂の厚さについて定義されているのかはわかりません。
厚い砂前提なのはモナコやDSB(ディープサンドベッド)システムですね。
まぁシステムの定義は諸説あり、解釈も色々なのでよくわかりません。(笑)
とりあえずナチュラルシステムという括りで。


このベルリンシステムは、水道水の硬度が高く人工海水のベースとしては不向きな欧州(ドイツのベルリン)で生まれたシステムです。
幸い日本の水道水は軟水なのと、飼育面でも水槽が小さく魚を多く入れる傾向があるので水換えちゃった方が早くて確実なワケです。
そもそも日本の水道水(浄水技術)の品質は世界でもトップクラスで、海外の水道水は飲めないレベルが大半とのこと。





話が逸れましたが、今現在のウチの管理方法がまさにこの本家ベルリンで、換水はかなり少なくなっています。
しかしその分、添加が必要です。(後述します)

次にハードウェア、つまり機材としての装備は相場より小さめのスキマー(しかも弱運転)とCaリアクターだけです。
ウールマット、活性炭、吸着剤、リフなどは使用していない、最もシンプルなスタイルです。
あとRO浄水器は使用しています。

ちなみにこれは換水を減らす前からですが、ウチの水槽は栄養塩が出ません。
20161029_205547.jpg
(10/29測定)

水槽内のコケもポンプに少しつくくらいで、ライブロックには全く生えませんしガラス面もあまり汚れません。
なので炭素源の類なども一切使用していません。

以前の900水槽でもそうでしたが、理由は不明です。(笑)
石灰藻も前記事に書いた通り、日陰を除いてほとんどつきません。
これはKHが低めなのもあると思います。





そして添加剤については、まだ4ヶ月ほどですがKZのコーラルシステムという添加剤を継続して使っています。

20161023_163643.jpg

これは4本のセットで構成される微量元素の複合剤で、3番だけ複合アミノ酸です。
KZ社がZEOvitで培ったノウハウから生まれた(と勝手に思ってるw)ベルリンシステム用の添加剤です。

規定量は週に1回、100Lに対して1-4番を各5mlとなっています。(この順番にも理由があると思っていますが定かではありませんw)
とりあえず全て同じ量でいいのでカンタンです。


気分的には7で割って毎日の方がいい気がしますが、とりあえず最初なのでメーカーの指示に従っています。
おそらく同期して減りやすい元素の組み合わせや配合量などが考慮されていると想像しています。(成分は表記されています)

なお、比較的多く含まれることから中間元素と呼ばれることもあるCaやMgは含まれておりませんので別途Caリアクターなり添加なりが必要です。

この添加剤を使い始めてしばらくは換水量と使用量のバランスが掴めませんでしたが、最近ようやく掴めてきたのかもしれません。




換水量については現在模索中ですが、ここ2ヶ月は月に1回20Lだけです。
それも砂を掃除する為とか、サンゴや魚の薬浴や水合わせで減ったから仕方なく、という理由です。


というのも、以前はそんなことはなかったんですがいつの頃からか換水するといくつかのミドリイシがポリプを引っ込めたり僅かに粘液を出したりして嫌がる反応を見せるようになりました。
これを見て、サンゴが新しい海水を嫌がっていると考え、換水時のサンゴの様子を注意深く観察しながら徐々に減らしていきました。
しかし、撹拌時間を長くしたり分量を減らしても少なからず同様の反応が起こるので、ついにはほとんどしなくなったという感じです。


それが正しかったのか、換水を減らしているのにも関わらずサンゴの調子は以前より良い状態を保っています。

色維持が難しいスパスラータもなんとかこの程度にはなっています。
20161027_205448.jpg
面倒なので撮影後の修正は一切してません。(実際よりはパープルっぽさが強く写ってしまってます)
砂やLRの色を見て頂ければ極端な青みでの演色ではないことがお分かり頂けるかと思います。
まぁ、このスパ含め複雑な色彩のサンゴは照明を真っ青にしたからといってもキレイには見えないんですけどね。

スマホケースに入れて水中撮影してみました。
20161025_211706.jpg
以前までだったら絶対にこんな色みは出せなかったなぁ・・・。
赤丸部分は9/10の購入時に折れていた箇所なのですが、しっかりと成長点が出てきました。


同時に購入したもう一つもシアンの乗りが良くなり、ポリプもフサフサで好調です。
20161027_210510.jpg

ちなみにこれは購入間もない頃。
こんな真っ白でした。(笑)
20160917_001213.jpg
程よく褐虫藻が戻り、健康的な発色になりました。

とは言え、写真なんて撮り方次第でどうにでもなってしまいますので参考程度にしてください。
写真映えする奴としない奴もありますしね。
「だいたいこんな感じ」程度に留めましょう。

それでもなるべく見た目に近いように撮ってはいるつもりですが、どうしても「こっちの色を合わせるとここの色が・・・」の繰り返しになってしまいます。
これらのような複雑な色彩かつ蛍光色は、見たままを完全再現するのはたとえ一眼でもムリです。
人間の目は脳が補正してる上に個人差もありますしね。

色の評価は肉眼ですべし!
スイハイに勝るものはありません。

まぁスマホでこれだけ撮れれば上等ですけどね。





話を戻します。



ただ、これが変化の通過点である可能性を忘れてはいけません。

水槽は常に変化しており、ミドリイシも褐色が抜けて喜んでいたらそのまま突き進んで白化、というケースも聞きます。
全く同じ管理を続けていても、都合よくちょうどいいところで止まるなんて保証は何もないのです。


微量元素も、添加と同じ割合で消費されるとは限りません。
消費だけに合わせると何かが偏って蓄積されていく可能性もあります。
換水はそれらを少しなだらかにする為でもありますね。

また良きにしろ悪しきにしろ、サンゴの変化は遅れてやってくるので日頃の観察とメンテナンス記録がとても大切だと思います。
私はノートをつけています。
色落ちに限っては数日でも起こりますが・・・。
なんで逆は無いんでしょうね?不公平だわ。(笑)


しかしこの添加剤を使うようになってから、明らかにサンゴの調子が安定して非常に良くなりました。
今まで使った中で一番感触の良い添加剤です。
まだ日が浅いので断言はできませんが、今のところは超おススメです。
ただ前から茶色いのは茶色いままですが。(笑)


今後は使用量の加減検証やトリトンでの検査などをやってみたいと思っています。
思っているだけでやるかはわかりません。(笑)


それ以外の添加剤としては、ZEObak、Sponge Power、B-Balance、Pohl's Xtra、Continuum Aquaticsのマイクロブラスト(Coral Vitalizerが切れたから&栄養塩補充狙い)をたまーに入れています。




そんな感じで現在は好調をキープしていますが、欲張りなのでまだまだ満足はしていません・・・。
これを半年、一年と続けなくては「単なるまぐれ」でお終いですからね。

頑張ります。

[ 2016/11/01 ] 日々のこと。 | CM(6)

ブリードミドリイシの土台から生育環境を探る。

こんちは、どにゃです。

最近は全く購入しなくなってしまいましたが、以前はブリードミドリイシをよく購入していました。

20130115003400-722.jpg


そこでいつも思っていたのが、「どんな環境(水深)で育てられたのだろう?」ということでした。


しかしショップさんに尋ねても把握していませんし、私自身もそんなことを調べる術はありませんのでどうしようもありませんでした。

しかし最近ふと思いついたことで、かつ似たような記述を見たコトもないので書いてみたいと思います。


今回は光の話なので水質に問題がない前提で進めます。




まず、ウチの水槽は陰になっている部分を除くと石灰藻がほとんどつきません。
よくライブロックの良否の指標のひとつとして石灰藻について触れられてますし、水槽の調子の指標として語られていたりもします。

しかしウチでは石灰藻がついたライブロックを入れても光の当たる場所から白っぽくなって消えていきます。


そもそも、宮古島旅行記の水中写真をご覧頂ければわかるとおり、超浅場のSPSが生息する場所の岩肌には藻類が繁茂していて石灰藻はほとんどありません。
s-20160618_113646.jpg
水槽内だったら「コケまみれ」と言われるレベルです。(笑)

海外は未経験なのでわかりませんが、少なくとも宮古島であちこちのポイントでシュノーケリングした限りでは、その程度の水深で石灰藻がビッチリという場所はなかったです。


つまり「超浅場のミドリイシと石灰藻」は実に不似合いなワケです。

石灰藻が何mくらいから生え始めるのかはわかりませんが、少なくとも青い光が好き(赤い波長が嫌い)なので、もっと深い場所に生えますからLPS水槽が最もマッチするでしょう。



つまり水槽に石灰藻が生えるということは、その水槽の光環境(強度や波長)が「中場~深場を再現している」ということになります。

イコール、「それでは浅場ミドリイシの飼育はできない」という意味ではありませんが、少なくとも光環境は超浅場の再現にはなっていないと言えます。




ところがブリードミドリイシの土台に着目してみると、まるでライブロックかのように石灰藻がしっかりついているものがあります。
逆に、石灰藻があまりついていないものもあります。
被覆具合で接着からの経過時間も考慮して下さい。
コケや海藻などの藻類はショップさんが入荷時にクリーニングする場合もあるので何とも言えません。


「石灰藻は浅い場所では生えない」という条件を前提とした場合、そのサンゴが育成された環境をある程度絞れるかもしれません。


浅場のミドリイシを育成する際にあまり深い場所だと作業が困難ですし、最低限の光量は必要なはずですからそこまで深くは沈めていないと思われます。


しかしこれだと、それほど深くないにもかかわらず石灰藻が生える、ということになります。
つまり光はやや弱く波長もやや深場よりの環境だったと考えられます。

一瞬矛盾していて意味不明ですが、この条件を可能にするのがあります。

「濁り」です。

濁りさえあれば、それほど深くない場所でも光量が下がり、スペクトルも減衰されやすい帯域が低下し、深場(青)寄りへとシフトします。
逆に、藻類が多くついたもの(石灰藻が少ないもの)は透明度が高い海域で強い光を浴びていたことになります。



私は実際に養殖場を見てきたワケでもありませんし、あくまで一定の条件を基にした想像に過ぎませんが、あながち間違ってはいないような気がしています。

で、つべで探してみたところ、いくつか見つかりました。


こちらはかなり浅い場所なのがわかります。
砂地なので多少濁りがあるのかな?



後半で出てくるサンゴの個別写真を見ても、土台には石灰藻はなく、藻類が生えています。

このサムネ、太陽光で見てこの色ってヤバいですねw

このようにメンテナンスをされているようです。




こちらは2-3Mくらいでしょうか?透明度はボチボチ?
サンゴが成長していく様子も写されています。




こちらは少し深い場所で、濁りもあるように見えます。




こちらは引きの映像なのでサンゴの種類がわかりにくいですが、序盤~中盤~終盤と順に深くなっているようです。
終盤の場所はLPSなのか、かなり深そうです。





撮影時の干満や天候や水質の違いもあるので一概には言えませんが、
やはり浅い場所ほど石灰藻が少ないのは間違いなさそうです。
水槽でも、青みが強い照明ほど石灰藻が繁茂しているイメージが強いですからね。



というワケで、ブリードミドリイシを最初にレイアウトする際は土台の状態を観察して、石灰藻が多ければ光が弱め(青め)の場所へ、少なければ白い光が強い場所へ置くと色合いがよりキープしやすいかもしれません。
もっとも、同じロットのサンゴなら同じファーム出身ですから置かれていた場所もほぼ同じハズですけどね。
その後はサンゴの反応を見ながら調整するといいでしょう。


サンゴの色や種類で置く深さを考慮するのもアリですが、導入時はなるべくそれまで育った環境に近い方がサンゴにとってはストレスが少なく済むと思います。
ショップの長期在庫で人工の照明に慣れた場合は当てはまらないかもしれませんけどね。

今回は分かりやすくブリードで考えてみましたが、この考察はブリードに限らず土台付きのワイルドでも当てはまると思います。


どこに置いたらいいかわからない!という方の参考になれば幸いです。


昔の自分に教えたかったなぁ。(笑)



ま、石灰藻だけで100%判断はできないと思いますし、何の根拠も裏付けもない素人の戯言です。
全然当てはまらない可能性もありますので悪しからず。

[ 2016/10/24 ] 日々のこと。 | CM(6)





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