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DCポンプのお話とサンプの加工。

こんにちは、どにゃです。


水が入るまでもう少し・・・つまらない記事が続きますよw
(水が入ってもつまらないけど)


水槽の心臓ともいえるリターンポンプは最も信頼されるものでなければいけません。
リターンポンプが止まると水槽のシステムが停止し、生体の死亡に繋がる重大なトラブルとなります。

Reliability(MTBF)、要するに信頼性においては、現状ではレイシーや三相等のマグネットポンプ(ACポンプ)が優れています。

が・・・、最近ではDCポンプをリターンポンプとして使用される方も増えてきましたね。
メリットは静音、低消費電力、出力可変・・・と言ったところでしょうか。


作り手側のメリットはもっと大きいです。
国による電圧やヘルツ、プラグ形状の違いはアダプターで対応すればよく、流量も可変なので極端に言えばポンプ自体は1種類で済むワケです。
これがACだと電圧やヘルツ、プラグの形状を各国に合わせ、流量の違いも数種類製造しなくてはいけません。
これは新開発することを考えると大変なコストです。
DCポンプはこれらが一発で解消されます。



ただし良いことばかりでもなく、信頼性はまだまだACポンプと比べれば圧倒的に劣ります。
つまり故障しやすいという致命的な欠点があります。


特にJebaoの初代のDCポンプは故障率が高く、壊れた話をよく聞きました。
ちなみに初代のWaveLineも中身はまんまJebaoのOEMとのことです。
二世代目からは、Jebaoをベースに改良を施したものか、完全自社生産だったかは忘れましたが、故障率が低下しているそうです。


そもそもポンプとはモーターであり、モーター自体はとてもシンプルな構造なのでそんなに壊れるようなものではありません。

ものすごく乱暴に言えば、針金をぐるぐる巻いたもの(コイル)に電気を流しているだけです。
それによって発生する磁力で軸の磁石を回しています。
針金や磁石は壊れませんよね?
もちろん回転して摩耗するベアリングや軸受も消耗はしますが、壊れるのは「基盤」です。
それも基盤全体ではなく、基盤を構成している小さな電子部品一つ一つです。


ではなぜDCはそんなに壊れるのか?というと、おそらくこの「電子部品」の数がマグネットポンプに比べると多いからです。
出力を調整できたり、フィードモードがあったり、水がないのを察知して自動停止したりと機能は多彩です。
部品(機能)の数が多ければ多い程、全体の故障率は上がります。


あらゆる電子部品は電気を流すと発熱します。
DCポンプの故障原因のほとんどはこの発熱によるものだそうで、この熱によって基盤の部品が破損するのでしょう。
中国は平気で設計時と違う材料や部品を使ったりするので、初期不良が多かったり品質誤差が大きいのが現実です。
なので壊れる時はアッサリ壊れるのに、同じポンプを持ってきて同じ条件で使っても全然壊れなかったりするワケです。


その為WaveLineのDC-10000Ⅱなどは発熱の大きい部品をコントローラーへ内蔵することで放熱性を高める工夫をしているそうです。
Abyzzもそうかな?
なのでコントローラーが大きく、放熱板がついています。


さらにLSSさんのモデルは・・・ってキリがないのでこの辺でw




ただJebaoも中国最大手のポンプメーカーらしいので、世代を重ねるごとに改良はしているでしょう・・・と信じたいw

しかし中国の考え方は不良率を下げるより生産量を増やすことで解決しようとするんですよねぇ・・・。
その方がカンタンだから。
土地広くて人安いから。
「壊れた?じゃ交換するわ」的な。
「んじゃ隣にもう一個工場作っちゃおか」的な。



えっと、話を戻します。

DCポンプの欠点は信頼性だけでなく、駆動電圧が24Vと低いためトルクが細く、高負荷運転には不向きです。
配管が細い、高揚程など。
また負荷によって回転数も変化してしまいます。
さらに発熱もACより大きいため、水中で使用する際はクーラーへの負荷も大きくなります。(その分冬はヒーターの負荷が軽くなるかもですが)

しかし滑らかな出力可変や小型化しやすい特性から、ウェーブポンプやスキマーポンプ等にはACより適していると言えるでしょう。
事実、ウェーブポンプはTUNZE、VorTech、WP(RW)シリーズのDC式の独壇場ですし、スキマーポンプもどんどんDCになっています。


しかしリターンポンプとしては、発展途上というコトもあるとは思いますが、ある程度はDCの「特性」なので、安心して使えるようになるまでにはまだ時間がかかりそうです。
現状でリターンにDCを勧めるショップさんはあまりないでしょう。
Abyzzは信頼性高そうだけど値段が・・・。(汗)

ただし今後は増えてくるのではないかと思っています。



前置きがだいぶ長くなりましたが、私も今回はリターンにDCを使ってみることにしました。

機種はJebaoの新型「DCT12000」です。

20141121014207-133.jpg


このDCTシリーズはDCシリーズの新型で、新機能が搭載されています。
まず出力が10段階調整となり、消費電力、流量はそのままに揚程が少しアップしました。

20141109192111-988.jpg

最大の特徴は、コントローラーの表示で障害が確認できるようになった点です。

20141109192054-253.jpg

これによりコントローラーを目視するだけでポンプの稼働状況が判断できるようになりました。
見やすい場所に設置することで、ポンプトラブルを早期発見できるでしょう。

まぁまだ使っていないので何とも言えませんが・・・。

「コントローラーがオーバーヒート」なんて項目がありますね。
てことはコントローラーが熱くなるのかな?
でもヒートシンクないしな・・・。

20141121014230-313.jpg

しかしダサいコントローラーだなぁw
ラベル自作しようかな。

20141121014311-413.jpg

今までのより少し大きいのかな?




あ、ちなみにポンプは2台購入しました。
いつ壊れてもすぐ対応できるようにw

20141121014327-768.jpg


本当は信頼性を高めるためにポンプを2重化しようと思っていたのですが、難しいのでやめました。
ポンプとクーラーを完全に2系統で回せれば相当信頼性の高いシステムになるんですが、普通はなかなかできないですよね・・・。


なんでそこまでしてリスクの伴うDCを使うのかって?
まぁ・・・新しい物好きと人柱・チャレンジ精神てコトで。

心臓に不安を抱えるなんてバカバカしい・・・と思う方はマグポンを。


※これはあくまで「アクアにおけるポンプ」のお話です。この世の全てのDCポンプが壊れやすいという事ではありません。




続いてサンプの加工編です。


サンプはアクリル製の900x450x350(H)(一体型ウールボックス部450(H))というサイズのをヤフオクで落札しました。(中古)

20141115202242-408.jpg


本当はオーダーで作りたかったんですが、水槽とキャビに贅を尽くしたので限りある予算では妥協も必要というコトで・・・w
ちょうど希望サイズのものが安く出品されていたので落札。

よく見るとデキはイマイチ・・・でもガマンガマン。


このサンプは水中ポンプを使用していた為か、ソケットがありません。
ま、その方が好きな位置に開けられるので好都合なので買ったワケです。


DCポンプを接続するソケットを取り付ける為の穴を開けます。


まずはポンプの位置を決めます。

20141115202250-364.jpg
なるべくハジに。


そして位置をマーキングしてセンターを出します。

20141115202502-119.jpg

ボール盤が使えないのでハンドドリルで。
まずはセンターに小さい穴を開け(2mm)、ホールソーで38mmの穴を開けます。

その際、アクリルが熱で溶けたりドリルの刃が食い込む(とアクリルが割れる)のを防ぐために注油した方がいいらしいので工場内を物色・・・仕事柄色んな油はありますが、その中で「あらゆる素材を侵さない」と書いてあった高級なワコーズのフッソオイルを拝借w

20141115202948-733.jpg
コレ高いんです・・・。



ホールソーは以前キャビに穴を開ける時に買った、HCで売ってる激安品。

20141115213609-478.jpg


作業中の画像はありません。
なぜなら割らないように超必死だったからw
慎重に慎重に、集中しながら焦らずじっくりとこまめに注油しながら少しずつ進めました。
なんせ割れたら終わりなので緊張しましたw

回転数と圧力は低く、休み休みで熱を逃がしながら、軸をブラさないようにやるのがコツのようです。
人間ボール盤になったつもりで、「目標をセンターに入れてスイッチ」と繰り返し呟きながらやるのがポイントです。


格闘すること約20分。


無事、とりあえず穴が開きました!

20141115210100-318.jpg


拭き取ると傷つくのでエアーで切粉を飛ばして、バリを取って仕上げ。

20141115211920-68.jpg

初めてで、しかもハンドドリルで開けたにしてはなかなかキレイに開いたと思います。
ボール盤使えればどんなにラクだった事か・・・。
手と神経が疲れました。



そして装着するソケットはLSSさんのスーパーバルクヘッド!

20141110235243-253.jpg

これなら配管を接着しても後で換えが効くし、サイズも豊富でいい商品だと思います。



これを装着し、位置を確認します。

穴の径はバッチリ!

20141115211959-733.jpg


ポンプとの高さもバッチリOKでした!

20141115211442-42.jpg



ほぼカンペキな位置に開けられました。
我ながらいい仕事をしたと思いますw




こんな感じで少しずつ、でも着実に進んでいます。

関連記事
[ 2014/11/21 ] 1200水槽のこと。 | CM(6)

こんばんは^ ^

こんばんは‼︎
DCポンプの知識向上に大変役立ちました^ ^そこまで調べてませんでした…汗。確かに10000Ⅱはコントロールが大きくなり発熱の対策が成されたとはshopさんにお聞きしまた!
サンプはよくそのジャストサイズが出てましたね⁈…私もかなり探したのですが…
しかもご自分で穴あけ加工とは恐れ入りました^ ^私なら断念します汗。
ワコーズは高いですが全てにおいて信頼性がありますよね!
以前は私も愛車のオイル関係は全てワコーズで統一していました!
特にエンジンオイルは素晴らしい性能でした‼︎
ワコーズシリーズをお使いになる自動車関係shopは信頼がありますよね!
[ 2014/11/21 20:35 ] [ 編集 ]

こんばんは!
着々と進んでいますね。大変だけれど今が一番楽しい時かもしれませんね。
人柱になるんだったら是非Abyzzにして欲しかった~10年の保障は魅力があるけれど・・・
価格ふくめて怖くてなかなか手が出せませんね。
[ 2014/11/22 01:08 ] [ 編集 ]

雫來さん

> こんばんは‼︎
> DCポンプの知識向上に大変役立ちました^ ^そこまで調べてませんでした…汗。確かに10000Ⅱはコントロールが大きくなり発熱の対策が成されたとはshopさんにお聞きしまた!

こんちは~。
そんな大したものじゃないですよ。
Abyzz使いの方には無用な話ですw

> サンプはよくそのジャストサイズが出てましたね⁈…私もかなり探したのですが…
> しかもご自分で穴あけ加工とは恐れ入りました^ ^私なら断念します汗。

新水槽に向けて数か月前から中古機材にアンテナ張ってました!
サンプもライトスタンドもラッキーでした。
穴開けは頑張りましたw


> ワコーズは高いですが全てにおいて信頼性がありますよね!
> 以前は私も愛車のオイル関係は全てワコーズで統一していました!
> 特にエンジンオイルは素晴らしい性能でした‼︎
> ワコーズシリーズをお使いになる自動車関係shopは信頼がありますよね!

ワコーズは良いんですけど仕入れが高くて商売的には薄利なのであまり・・・w
[ 2014/11/22 12:30 ] [ 編集 ]

旦那さん

> こんばんは!

こんにちは!
先日はありがとうございました!

> 着々と進んでいますね。大変だけれど今が一番楽しい時かもしれませんね。

家事育児しながらなので捗りません・・・。
早く魚買いたいですw

> 人柱になるんだったら是非Abyzzにして欲しかった~10年の保障は魅力があるけれど・・・
> 価格ふくめて怖くてなかなか手が出せませんね。

Abyzzはムリっすw
10年は長すぎて想像できませんね。
[ 2014/11/22 12:38 ] [ 編集 ]

こんばんは
綺麗に空きましたね~ うちに電動ドリルありますよ。いってくれれば…
[ 2014/11/24 17:02 ] [ 編集 ]

mjnekoさん

> こんばんは
> 綺麗に空きましたね~ うちに電動ドリルありますよ。いってくれれば…

こんにちは。
じっくりやったのでうまくいきました。

あ、ハンドドリルって手動のドリルの事でしたね。
据え置きの卓上ボール盤に対してハンディ(手持ち)という意味でしたので、ドリルはさすがに電動です。
しかしnekoさんも色々持ってますねw
[ 2014/11/25 10:28 ] [ 編集 ]

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