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ブリードミドリイシの土台から生育環境を探る。

こんちは、どにゃです。

最近は全く購入しなくなってしまいましたが、以前はブリードミドリイシをよく購入していました。

20130115003400-722.jpg


そこでいつも思っていたのが、「どんな環境(水深)で育てられたのだろう?」ということでした。


しかしショップさんに尋ねても把握していませんし、私自身もそんなことを調べる術はありませんのでどうしようもありませんでした。

しかし最近ふと思いついたことで、かつ似たような記述を見たコトもないので書いてみたいと思います。


今回は光の話なので水質に問題がない前提で進めます。




まず、ウチの水槽は陰になっている部分を除くと石灰藻がほとんどつきません。
よくライブロックの良否の指標のひとつとして石灰藻について触れられてますし、水槽の調子の指標として語られていたりもします。

しかしウチでは石灰藻がついたライブロックを入れても光の当たる場所から白っぽくなって消えていきます。


そもそも、宮古島旅行記の水中写真をご覧頂ければわかるとおり、超浅場のSPSが生息する場所の岩肌には藻類が繁茂していて石灰藻はほとんどありません。
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水槽内だったら「コケまみれ」と言われるレベルです。(笑)

海外は未経験なのでわかりませんが、少なくとも宮古島であちこちのポイントでシュノーケリングした限りでは、その程度の水深で石灰藻がビッチリという場所はなかったです。


つまり「超浅場のミドリイシと石灰藻」は実に不似合いなワケです。

石灰藻が何mくらいから生え始めるのかはわかりませんが、少なくとも青い光が好き(赤い波長が嫌い)なので、もっと深い場所に生えますからLPS水槽が最もマッチするでしょう。



つまり水槽に石灰藻が生えるということは、その水槽の光環境(強度や波長)が「中場~深場を再現している」ということになります。

イコール、「それでは浅場ミドリイシの飼育はできない」という意味ではありませんが、少なくとも光環境は超浅場の再現にはなっていないと言えます。




ところがブリードミドリイシの土台に着目してみると、まるでライブロックかのように石灰藻がしっかりついているものがあります。
逆に、石灰藻があまりついていないものもあります。
被覆具合で接着からの経過時間も考慮して下さい。
コケや海藻などの藻類はショップさんが入荷時にクリーニングする場合もあるので何とも言えません。


「石灰藻は浅い場所では生えない」という条件を前提とした場合、そのサンゴが育成された環境をある程度絞れるかもしれません。


浅場のミドリイシを育成する際にあまり深い場所だと作業が困難ですし、最低限の光量は必要なはずですからそこまで深くは沈めていないと思われます。


しかしこれだと、それほど深くないにもかかわらず石灰藻が生える、ということになります。
つまり光はやや弱く波長もやや深場よりの環境だったと考えられます。

一瞬矛盾していて意味不明ですが、この条件を可能にするのがあります。

「濁り」です。

濁りさえあれば、それほど深くない場所でも光量が下がり、スペクトルも減衰されやすい帯域が低下し、深場(青)寄りへとシフトします。
逆に、藻類が多くついたもの(石灰藻が少ないもの)は透明度が高い海域で強い光を浴びていたことになります。



私は実際に養殖場を見てきたワケでもありませんし、あくまで一定の条件を基にした想像に過ぎませんが、あながち間違ってはいないような気がしています。

で、つべで探してみたところ、いくつか見つかりました。


こちらはかなり浅い場所なのがわかります。
砂地なので多少濁りがあるのかな?



後半で出てくるサンゴの個別写真を見ても、土台には石灰藻はなく、藻類が生えています。

このサムネ、太陽光で見てこの色ってヤバいですねw

このようにメンテナンスをされているようです。




こちらは2-3Mくらいでしょうか?透明度はボチボチ?
サンゴが成長していく様子も写されています。




こちらは少し深い場所で、濁りもあるように見えます。




こちらは引きの映像なのでサンゴの種類がわかりにくいですが、序盤~中盤~終盤と順に深くなっているようです。
終盤の場所はLPSなのか、かなり深そうです。





撮影時の干満や天候や水質の違いもあるので一概には言えませんが、
やはり浅い場所ほど石灰藻が少ないのは間違いなさそうです。
水槽でも、青みが強い照明ほど石灰藻が繁茂しているイメージが強いですからね。



というワケで、ブリードミドリイシを最初にレイアウトする際は土台の状態を観察して、石灰藻が多ければ光が弱め(青め)の場所へ、少なければ白い光が強い場所へ置くと色合いがよりキープしやすいかもしれません。
もっとも、同じロットのサンゴなら同じファーム出身ですから置かれていた場所もほぼ同じハズですけどね。
その後はサンゴの反応を見ながら調整するといいでしょう。


サンゴの色や種類で置く深さを考慮するのもアリですが、導入時はなるべくそれまで育った環境に近い方がサンゴにとってはストレスが少なく済むと思います。
ショップの長期在庫で人工の照明に慣れた場合は当てはまらないかもしれませんけどね。

今回は分かりやすくブリードで考えてみましたが、この考察はブリードに限らず土台付きのワイルドでも当てはまると思います。


どこに置いたらいいかわからない!という方の参考になれば幸いです。


昔の自分に教えたかったなぁ。(笑)



ま、石灰藻だけで100%判断はできないと思いますし、何の根拠も裏付けもない素人の戯言です。
全然当てはまらない可能性もありますので悪しからず。

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[ 2016/10/24 ] 日々のこと。 | CM(6)

久々の水槽ネタ。(後編)

さて、後編です。



ここからは最近買ったオージーミドリイシ達です。

新しいだけあってキレイです。(笑)


個人的に激ムズなエチナタは、かろうじてなんとか飼えています。
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現在約4ヶ月。
エチナタ飼育記録更新中です。
色はちょっと薄くなってしまいました。
環境がハマってないせいか?性質なのか?成長は遅いです。




ピンクハイマツは約1ヶ月半。
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ピンクのハイマツはキレイなだけあって人気がありますが、同時に難しい事でも有名?ですね。
特にインドネシアのハイマツやクシハダは色維持が困難な個体が多いです。

こちらはオージー産ですが、インドネシア産より維持が容易と聞くこともあり、挑戦してみることにしました。
最初に置いた場所は光が強すぎたのか、色が薄くなってきてしまったので少し移動させたら戻りました。
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今のところは良い感じです。




オージーミドリイシと言えばのスパスラタ。
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ちょうど1ヶ月くらいですが、予想に反して色が良くなってきています。(笑)
元がややパステルだったので、いい意味で褐虫藻が乗ってきて発色が良くなりました。
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しかしスパは本当に見れば見るほど色構造が複雑です。
この個体はCFP(シアン蛍光タンパク)、BFP(ブルー蛍光タンパク)、RFP(レッド蛍光タンパク)が確認できます。
RFPはもしかしたらペリジニンかも。

サンゴの色は蛍光タンパクだけではなく、このほかにも色素タンパクや、褐虫藻が持つ様々な光合成色素などが絡み合って「色」として見えています。
そしてその全てはサンゴにとって「必須」だから備えているのです。
サンゴ自身がそこで暮らす上で必要に迫られたからこそ、限られたエネルギーを使ってまで獲得しているのです。

逆に言えば、必要がない状況になればその色は失われていくでしょう。
あるいは、獲得が困難な状況になった場合。
必要がないから棄てたのであれば、その後の生存には問題ないかもしれません。
しかし、本当は必要なのに獲得ができない状況だとしたら、その後の生死にかかわるでしょう。

話が逸れたので戻りますw



スパ(小)。
s-s-IMG_3836.jpg
上のスパと同時に購入したものですが、こちらの方がよりパステルでした。
根元なんかはほとんど真っ白で白化状態(白骨化ではない)だったのですが、今は徐々に色が乗ってきています。
特にシアン蛍光の発色が強くなりました。
ギラギラしたシアン蛍光から先端微ピンクへのグラデーションがとてもキレイです。
うまくいけば先端のピンクはもう少し乗ってきそうな予感です。



スゲ。
s-s-IMG_3762.jpg
こちらは明らかに色落ちしています。
特等席なので光が強すぎるのかもしれません。
根元から衰退してきているのも少し不安です。
うーむ。



押しも押されぬオージー代表、人気No.1のストロベリー。
s-s-IMG_3830.jpg

先月の大阪ツアーにてゲットしたストロベリーです。
まだ3週間程度ですが、思っていたよりは色を保っています。
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ま、3ヶ月後には上のスパ達と一緒に茶色くなっていることでしょう。(泣)






SPS以外編。


s-s-IMG_3794.jpg
個人的に好きなチヂミトサカ。
小さいのが欲しかったのと、それなりのサイズだとそれなりのお値段がするので某ショップの販売水槽のLRにくっついていたチヂミトサカ(売り物ではないw)を頼んで3つ売ってもらいました。
といっても本当にミドリイシのフラグサイズだったので、とりあえずそれぞれをプラグにくっつけました。
それがたったの1年4ヶ月ほどでこんな立派なサイズにまで成長しました。

トサカは成長が早いですね。
色も微パープルで気に入っています。

3つとも、プラグはまだくっついています。(笑)
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低栄養塩なミドリイシ環境でも全く問題なく(むしろ適切?)育ちますね。
光もミドリイシのおこぼれで事足りるので、SPSタンクに入れるソフトコーラルとしてもおススメです。
ウチではブルーライトゾーンに置いていますが、見た目的には白い明るい光を当てた方が赤みがキレイに見えますね。

キレイ、丈夫、毒性弱い、成長早い、株分けも容易と好条件が揃い踏みのサンゴです。




ちなみにトサカと同時に、折れて底に転がっていたトンガトゲの破片も売ってもらいました。

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先端蛍光グリーンのトンガ定番タイプ。

最初はこんなサイズでした。
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こちらも成長はしているものの、最近ポリプの出がイマイチで成長が遅いのでなんとか復調させたいと思っています。
多分ですが、強光障害気味のような感じ。
どうもトゲはLEDの強光に弱い気がしてなりません。(KRと相性が悪いのか?)
何度か場所を移動してるんですが、なかなか具合のいい場所が見つかりません。
今はこの子を育てるのが楽しみです。




mjnekoさんに分けて頂いたパクパクウミアザミ。
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1株から4株まで増えましたが、ちょっとパクパク具合は減退・・・。

少し前までは超パクってたんですが・・・。(笑)
こちらはピーク時の動画です。

なんとか復活させたいですね。
どうせ水流を止めないとあんまりわからないですけど。(笑)
パクパクのカギがわかりません。




全然見た目通りに写っていませんが、マメスナフラグ群。
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こちらはマメスナプリンスことしんすけさんから譲って頂きました。
じわじわと増えてはいますが発色は落ちました。(汗)
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マメスナには真上からDSLを直射していたんですが、これが強すぎたのかずいぶん白っぽくなってしまったので、一旦取り外してしばらくすると褐虫藻が戻りだしたので、弱めのDSLを再設置して様子を見ているところです。


マメスナをキレイに発色させるにはやや栄養塩が必要とも聞きますので、SPSとの同居はあまり向いていないのかもしれませんね。
もちろん飼育自体は可能ですが、発色に関しては妥協が必要になるのかもしれません。



ウチで最古のサンゴ、スタポ(の一部)。
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購入時は沖縄産ということでしたが、この色は石垣産かな?

飼育は5年は経っています。
スタポだけはぴかぴかを維持できています。(笑)
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今までにちぎってあちこちに行っています。
元気かなぁ?




サンゴはだいたいこんな感じの水槽です。

最後にリクエストにお応えして、何時ぶりかわからないくらい久しぶりの全景を。

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では。(笑)

[ 2016/10/13 ] サンゴのこと。 | CM(10)

久々の水槽ネタ。(前編)

こんちは、どにゃです。


今年5月にリセットしたウチの水槽。
ここのところ非常にサンゴの調子が良く、安定感があります。

なので後悔しないように、いい時に公開します。

ただ、ほとんどが上からの写真なのはお察しください。(笑)




まずはウチの御神体であるハナガサミドリイシ。

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測ってみたら、最大幅は約35cmでした。
飼育期間は3年10ヶ月で、元はこぶし大くらいの大きさでした。

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リセット前にひしめいていたデカいサンゴ達の中からこの個体だけ残しました。
この子はなかなか満足のいく色彩になってくれない困った子ですが、ウチで唯一そこそこ誇れるサンゴなので出すに出せないといった状況です。(笑)
まぁ情もありますしね。



続いてまっ茶色のスギ。(汗)
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今回この記事を書くに当たり記録を辿ったところ、丸4年で我が家で最古のミドリイシであることが判明。(笑)
元はブリードミドリイシです。
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このトゲトゲ感はいずこへ・・・。

何度か枝を折りましたが現在「長さだけ」は立派に。
この個体は過去にスプール2漬けにされたり成長点復活実験を受けたりとひどい仕打ちを受けてきた個体です。(汗)

状態も悪くないし、容姿も立派なのでせめてもう少し褐色が抜けて欲しいのが本心ですが、なぜか頑固にチャイロをキープしています。
素質はあるんですが、サイズ(レイアウト)的に良い場所に置くことが難しく、手強いです。
先端だけはかろうじてブルーです。
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これは種類不明のミドリイシ。

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購入時期はよく覚えていて、2014年の宮古島旅行で上がったテンションの矛先を成田へ向けた時です。(笑)
この時、あるブロガーさんと偶然お会いしたことも覚えています。

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飼育は約2年4ヶ月。
途中で部分白化に見舞われたこともありましたが枝打ちし、幸いにも復調して現在は立派に育っています。
その時の破片はかなり遠い場所で元気にしていると思います。(笑)


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購入当時と比べると枝が随分と太くなりました。

もう少し攻めると透き通るようなイエローになります。
状態がベストだと先端ポリプがブルーになる、気に入っているサンゴです。



こちらはグリーンのサボテン?ミドリイシ。
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期間は約2年10ヶ月。
イビツに成長するため何度も折っていますが、やっぱりイビツになってしまいます。
それと、成長した部分とそうでない部分の容姿がかなり異なるのが謎です。
母体はサボテンミドリイシっぽいですが、伸びていく枝はまるで違う種類に見えるほど姿が異なります。
カタチはイマイチですがグリーンの発色が良いのでまぁまぁ気に入っています。




約3年8ヶ月のショウガサンゴ。
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いわゆる普通のショウガは枝が太いため成長がわかりにくいサンゴですが、購入時と比べるとずいぶん立派な個体に育っていることがわかります。
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この子は今までドス黒くなったり白っぽくなったりドピンクになったりと色の変化が激しいサンゴです。
現在はまぁまぁピンクです。




ちょうど一年位になるハリエダ。
当初はスプレーで塗ったような蛍光発色でしたが現在は見る影もありません。
ヒラムシがついていたのでRXで薬浴しましたが瀕死に近い状態なのでもうダメかもしれません。
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ハリエダは難しい印象です。




ここからは頂いたサンゴ編。



希蝶さんから頂いた謎のコモン?とコエダ。
5つのフラグを頂いたのですが2つは残念ながらダメにしてしまいました。
申し訳ありません。

謎コモンは蛍光グリーンにパープルポリプで不思議な形で成長中です。
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コエダは頂いた時はそれはそれは激美なギラギラしたブルーだったのですが、ウチに来てからはグリーンになりまっ茶になり・・・。
今はだいぶ持ち直してアイスブルーな感じです。
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成長はしていますが、最近ちょっと肉が薄いので思案中です。

あと一つブルーのコモンがあるのですが、ちょっとミスって白化状態。(汗)
白骨化ではないので暗い場所で養生中です。




ナオさんから頂いたピンクのハイマツ?

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元の色彩が維持できていません・・・が、基部の蛍光シアンから先端にかけてのピンクがキレイです。
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成長はまだ枝を伸ばすより土台を固める段階ですね。
これから枝が伸びていくと思われます。



と、(元)ブルーのコエダ。
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成長はしてますが色が・・・。(汗)
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ただ、場所を移動してから色揚がり中なので今後に期待。




あなごんべ産イエロートゲ。
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先端がトガっててウネウネ育つタイプですね。

----------10/13追記----------
2014/01のツアーの時にあなごんべさんと同時に同じ個体のフラグを購入したのですが、私はあっという間にダメにしてしまいました。(汗)
あなごんべさんは当然そんなことはなく、今ではでっかく育っています。
それを以前に枝打ちして頂いたものになります。
この色のトゲはあまり多くないので、今度こそキレイなイエローのトゲに育ててみたいですね。
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親方~産ピンクトゲ。
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親方さん水槽のセンターにあるトゲの枝打ち個体です。

頂いた時の姿はこんな感じ。(確か今年の1月)
oyakatatoge.jpg

当初に比べるとだいぶ成長しました。
ポリプがモッサリするタイプで、上へ上へと成長する珍しいトゲです。
s-s-IMG_3850.jpg
光が弱い場所に置いていた為、少し黒ずんでいます。
しっかりと光を当ててあげればキレイになるので、今は少し移動して経過観察中です。






長くなったので次回に続きます。



[ 2016/10/11 ] サンゴのこと。 | CM(8)





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