明日から宮古島に行ってきます。

レポお楽しみに!

IMG_2675.jpg

[ 2016/06/16 ] 日々のこと。 | CM(4)

スポットLEDの修理&フルスペ化。

ども、どにゃです。

久しぶりにLEDネタです。


今回のご依頼は、スポットLED4台の修理(2台)と改造(2台)です。




【故障修理】

修理する2台はこのタイプです。

20160125212447-85.jpg

20160519012648-673.jpg


いずれも点灯しません。


まず筐体Aを点検した結果、ドライバの不良だったため新品と交換して修理は完了。

20160522002309-637.jpg

このスポットの素子構成は2台ともUV2、ロイヤルブルー3、ブルー3、グリーン2、ホワイト2という構成です。

なお、このタイプは放熱パッドがアルミ基板にリフローされているので、ハンダコテだけでは素子を外すことができません。
取り外し方は大したことではありませんが一応企業秘密にしておきます。(笑)

スペクトルを実測してみます。

20160522011459-777.jpg

この光の波長の中ではロイヤルブルー441nmの波長が一番強いようです。




次に筐体Bですが、こちらはUV素子1つが不良だったので交換して修理完了。

こちらもスペクトルを計測。

20160522014525-538.jpg

先ほどの筐体Aと比べると、UV素子を1つ交換した分、明らかにUVの出力に差がありますね。
筐体Bは元々のピーク波長であるロイヤルブルーを追い越しました。(汗)

2つ使われているUV素子のうちの1つが高品質素子になっただけなのに、これだけの差が生まれます。
厳密には同じ品質の素子でも波長によって強度が異なるのですが、カンタンに言えば「良い素子は強い(明るい)」ということです。





さらに追加のご依頼事項として、2台ともホワイト素子をブルー系に替えて欲しいとのことでしたので、欠落していたバイオレットと交換しました。

筐体Aのホワイト素子交換前
20160522011459-777.jpg


交換後
20160522021330-823.jpg

狙い通り、大きな谷間が埋まりました。

460というラインを見てもらえれば分かりますが、交換前は相対強度で約65%あった460が、約55%程度にまで落ちています。

このグラフは一番強い部分「1(100%)」に対する相対グラフなので、460nm自体のパワーが落ちたわけではなく、440nmを1としたときの460nmの強さは65%だったのが、440nmよりさらに強い427nmを1とすると460nmの強さは55%になる、ということです。


分かりやすく言えば、「可愛い子」と「そうでない子」を並べて、「可愛い子」を100点、「そうでない子」を50点とします。
でもそこに「超可愛い子」を追加した時、「超可愛い子」が100点になると「可愛い子」は80点、「そうでない子」は40点になるけど、2人の顔が変わる訳ではありませんよね?

そんな感じです。
失礼。(笑)

小難しい話はこの辺でやめます。(笑)




筐体Aはドライバを替えて修理完了、と思いきや、レンズを組み付けると点灯しない・・・レンズを外すと点く・・・。
再度点検すると、どうやらUV素子の内部で接触不良が起きているようで、レンズが少し触れただけで断線することがわかりました。

該当のUV素子を1つ交換して今度こそ修理完了。


2台共にUV素子に不良がありましたので、ご依頼者さんに相談して、念のためUV素子は2台とも全数交換することになりました。

筐体Bのドライバも劣化が見受けられたので交換し、結局2台とも「UV素子全数交換&ドライバ交換」となりました。


ちなみにこのタイプは今までに4台見てきましたが、いずれもこのような酷いハンダ付けでした。(汗)

20160522013058-109.jpg

完全にリフロー技術不足です。
皆同じ状態だったので、おそらく同じ工場かと思われます。

こちらも手直ししておきました。



そして完成後の実測スペクトルがこちらです。

ナオさん修理分

個人的には520nm辺りのグリーンを1個、500nmのシアンに交換すればよりなだらかなスペクトルになると思いますが、キリがないのでこの辺で。(笑)



【フルスペ化】


あとの2台はよくあるこのタイプです。

20150911010659-583.jpg
(撮り忘れの為過去画像)


こちらは2台とも、お任せでフルスペ化を、とのことでした。

ノーマルの青白から素子全数交換。

s-20160604_012923.jpg



完成スペクトル。

s-20160604_014928.jpg

まさにフルスペのお手本のような、UV~シアンのワイドバンドなブルーとなっております。


こちらもドライバは交換、素子はオールプリズムレンズへと交換しました。



ご依頼者さんにお喜び頂ければ幸いです。



[ 2016/06/13 ] LED遊びのこと。 | CM(0)

ライブロックを使ったフラグ台。

こんにちは、どにゃです。


最近はフラグの話題が多くなってきましたね。
フラグを取り扱うショップも増え、またキーパーの間で交換したりと色々な楽しみ方があります。
フラグ関連の用品も様々です。

フラグを接着する土台はLRのカケラなども良いですが、下が出っ張っていて穴に差し込める「プラグ」タイプと、フラットな「ディスク」タイプがあり、「プラグ」タイプが比較的好まれている印象です。





ここで私は言いたい。

フラグ(frag)とは、破片、断片、カケラを意味する「fragment」です。(多分w)
従ってサンゴのカケラはfrag、「フラグ」です。

対して、それをくっつける土台は破片やカケラではありませんので、「栓」を意味するplug、「プラグ」です。
商品名もプラグ(PLUG)になっています。


つまりこれはプラグで、
20160320154121-220.jpg
(これはつかみどりイベント時の画像なので通常の価格ではありません)

プラグにサンゴが乗ると、あくまで指してるモノはサンゴですので「フラグ」になります。(笑)
20130128000945-466_2015020411430907d.jpg


え?どうでもいいですかそうですか。(笑)



さて話を戻します。

そんなフラグは専用の台に置くケースが多いと思いますが、コレも色々ありますね。
アクリル製のプレート型、ツリー型、擬岩型、ルーバーと呼ばれる四角いマスになっているエッグクレートで自作する方も多いですね。

人工的な感じを好まない場合は擬岩タイプになりますが、ライブロックを使って自作することもできますのでちとご紹介します。

とある事情でフラグをいくつかお迎えすることになり、それを置くためのフラグ台を作りました。


まず、なるべく平らなライブロックを探してきます。

s-20160607_215926.jpg


LRの上に置く場合は要りませんが、今回は砂地に置くため枝状LRのカケラを足にします。
イメージ・・・。

s-20160607_220009.jpg


そして間隔を見ながらまず5mmのドリルで下穴を開けます。

s-20160607_221131.jpg


次に10mm。
LRは脆いので、気を付けないとカンタンに割れてしまいます。
5mmの時は割れにくいですが、10mmは結構割れやすいのであまり力をかけずにゆっくりやった方がいいですね。
それと穴を開ける際、平らな面に置くとピンポイントに力がかかるのでとても割れやすいです。
力が分散するように手で持ったままやるべきですが、手に穴を開けないように。(笑)

s-20160607_223039.jpg
あまり端に近いのも割れやすいです。


プラグ(笑)がちゃんと刺さるか確認します。

s-20160607_223102.jpg

あとは海水でよく濯いで、バランスを見ながら足を接着して完成♪

上から見るとこんな感じです。

s-20160607_230418.jpg

はぁと(笑)

穴は16個くらいありますが、SPSフラグの場合は横に迫り出すのでこんなに近いと全部には置けません。
微妙に位置や向きを変えたりできるように穴は多めでもいいと思います。
多い程割れやすいですが・・・。


本設置はここではありませんが、とりあえず水槽に沈めてみました。

s-20160607_234701.jpg

足はちょっと気に入ってませんが、通水性と安定性を考慮して及第点ということにします。(笑)

自作と言っても穴を開けるだけなのでドリルさえあればできますし、材料はLRなので違和感も当然ありません。
今回の材料費は2,000円未満だったと思います。
これにマグネットをつければガラス面にセットしたり、アイディア次第で色々できますのでおススメです。



さーて、あとはフラグを待つのみです!











[ 2016/06/08 ] 日々のこと。 | CM(6)