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スポットLEDの修理&フルスペ化。

ども、どにゃです。

久しぶりにLEDネタです。


今回のご依頼は、スポットLED4台の修理(2台)と改造(2台)です。




【故障修理】

修理する2台はこのタイプです。

20160125212447-85.jpg

20160519012648-673.jpg


いずれも点灯しません。


まず筐体Aを点検した結果、ドライバの不良だったため新品と交換して修理は完了。

20160522002309-637.jpg

このスポットの素子構成は2台ともUV2、ロイヤルブルー3、ブルー3、グリーン2、ホワイト2という構成です。

なお、このタイプは放熱パッドがアルミ基板にリフローされているので、ハンダコテだけでは素子を外すことができません。
取り外し方は大したことではありませんが一応企業秘密にしておきます。(笑)

スペクトルを実測してみます。

20160522011459-777.jpg

この光の波長の中ではロイヤルブルー441nmの波長が一番強いようです。




次に筐体Bですが、こちらはUV素子1つが不良だったので交換して修理完了。

こちらもスペクトルを計測。

20160522014525-538.jpg

先ほどの筐体Aと比べると、UV素子を1つ交換した分、明らかにUVの出力に差がありますね。
筐体Bは元々のピーク波長であるロイヤルブルーを追い越しました。(汗)

2つ使われているUV素子のうちの1つが高品質素子になっただけなのに、これだけの差が生まれます。
厳密には同じ品質の素子でも波長によって強度が異なるのですが、カンタンに言えば「良い素子は強い(明るい)」ということです。





さらに追加のご依頼事項として、2台ともホワイト素子をブルー系に替えて欲しいとのことでしたので、欠落していたバイオレットと交換しました。

筐体Aのホワイト素子交換前
20160522011459-777.jpg


交換後
20160522021330-823.jpg

狙い通り、大きな谷間が埋まりました。

460というラインを見てもらえれば分かりますが、交換前は相対強度で約65%あった460が、約55%程度にまで落ちています。

このグラフは一番強い部分「1(100%)」に対する相対グラフなので、460nm自体のパワーが落ちたわけではなく、440nmを1としたときの460nmの強さは65%だったのが、440nmよりさらに強い427nmを1とすると460nmの強さは55%になる、ということです。


分かりやすく言えば、「可愛い子」と「そうでない子」を並べて、「可愛い子」を100点、「そうでない子」を50点とします。
でもそこに「超可愛い子」を追加した時、「超可愛い子」が100点になると「可愛い子」は80点、「そうでない子」は40点になるけど、2人の顔が変わる訳ではありませんよね?

そんな感じです。
失礼。(笑)

小難しい話はこの辺でやめます。(笑)




筐体Aはドライバを替えて修理完了、と思いきや、レンズを組み付けると点灯しない・・・レンズを外すと点く・・・。
再度点検すると、どうやらUV素子の内部で接触不良が起きているようで、レンズが少し触れただけで断線することがわかりました。

該当のUV素子を1つ交換して今度こそ修理完了。


2台共にUV素子に不良がありましたので、ご依頼者さんに相談して、念のためUV素子は2台とも全数交換することになりました。

筐体Bのドライバも劣化が見受けられたので交換し、結局2台とも「UV素子全数交換&ドライバ交換」となりました。


ちなみにこのタイプは今までに4台見てきましたが、いずれもこのような酷いハンダ付けでした。(汗)

20160522013058-109.jpg

完全にリフロー技術不足です。
皆同じ状態だったので、おそらく同じ工場かと思われます。

こちらも手直ししておきました。



そして完成後の実測スペクトルがこちらです。

ナオさん修理分

個人的には520nm辺りのグリーンを1個、500nmのシアンに交換すればよりなだらかなスペクトルになると思いますが、キリがないのでこの辺で。(笑)



【フルスペ化】


あとの2台はよくあるこのタイプです。

20150911010659-583.jpg
(撮り忘れの為過去画像)


こちらは2台とも、お任せでフルスペ化を、とのことでした。

ノーマルの青白から素子全数交換。

s-20160604_012923.jpg



完成スペクトル。

s-20160604_014928.jpg

まさにフルスペのお手本のような、UV~シアンのワイドバンドなブルーとなっております。


こちらもドライバは交換、素子はオールプリズムレンズへと交換しました。



ご依頼者さんにお喜び頂ければ幸いです。



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[ 2016/06/13 ] LED遊びのこと。 | CM(0)

点灯しなくなったスポットLEDの修理。

こんにちは、どにゃです。

LEDネタばかりでスミマセン・・・。


先日、点灯しなくなったLEDの修理依頼を頂きました。

20160125212447-85.jpg

と、同梱されてきたお饅頭。

20160125224231-364.jpg

お饅頭って大体は粒餡ですが、このお饅頭は私の好きな漉し餡!
ありがとうございます。

さっそく1つモグモグしながら症状を確認すると、電源投入時に一瞬点灯してすぐに消えてしまいます。
まずはレンズ面のプラネジを外して素子を点検します。

20160125213737-569.jpg

すると、この素子だけ点灯しません。

20160125213339-466.jpg

試しにジャンプさせると正常に点灯したのでまずはコレの交換です。


ここでちょっとトラブルというか想定外がありましたが、皆さんは興味ないと思うので省略します。(笑)


この製品は4個の白素子がついてますが、意図してなのかは不明ですが微妙~に色温度の異なる素子が2個ずつ使われています。
20160125220237-233.jpg

どうせ分けるならもう少し差をつけた方がいいと思います。
まぁ測定していないので何とも言えませんが・・・。


幸い、在庫の素子に壊れた物とほぼ同じ色温度のものがあったので気持ちよく交換完了。

20160125223552-273.jpg

実測約20Wです。

20160125220433-478.jpg

ついでにレンズ面をクリーニングしておきました。

20160125223501-674.jpg

一晩試験点灯後、問題なさそうだったので納品となりました。



しかしこのスポット、様々な点からとてもいいモノだと思いました。
DSLの素材として欲しい!(笑)

こういうのは是非長く使って頂きたいですね。

[ 2016/02/17 ] LED遊びのこと。 | CM(8)

Grassy LeDio9改、雫來モデル。

こんちは、どにゃです。



ブログお友達の雫來さんより、「雫來モデル作れオラ!」とGrassy LeDio9の改造依頼を頂きました。(笑)


20160113013118-799.jpg
2コも。



壊れたワケではないそうですが、一応チェック。

20160113013148-973.jpg
点灯しますね。

20160113013207-378.jpg

消費電力も正常。



こっちも点きます。
20160113013229-723.jpg


20160113013241-134.jpg

んんん??
4.4Wしかない。(笑)
点灯目視だけでの診断はできませんね。


おかしいのでコッチを開けてみます。

20160113013435-902.jpg

センターのUV素子がダメになっていました。
クリック(拡大)すると分かりますが、チップの表面が劣化しています。

20160113013712-434.jpg



こちらが正常な状態。

20160113013654-137.jpg


試しにUV素子の端子間をジャンプさせてみると・・・
20160113013932-782.jpg

うん、やっぱコイツが原因のようです。


今のところドライバは大丈夫そうですが、安いものなので念のため交換します。

日本製コンデンサに交換した新品ドライバです。
20160121233348-74.jpg

20160121130318-44.jpg



素子を交換するために外さなくてはなりませんが、このタイプは普通のハンダコテでは外せません。
20160113020855-253.jpg


どのみちこの素子はもう使わないため外れさえすれば破損してもいいので、会社に持ち込んでヒートガン炙りの刑に処します。(笑)
20160113121537-883.jpg


外れました。
20160113122609-130.jpg
UV素子はハンダコテで外します。


清掃してキレイにします。
20160114234939-511.jpg

一部異なりますが、今回使う素子はコチラ。
20160114234917-554.jpg

目玉は660+680nmのレッド系デュアルチップ!!
20160114234926-772.jpg
くっそ高い素子です。
失敗は許されないので緊張して手が震えます。


点灯確認。

s-IMG_3692.jpg

見慣れないレッドが怪しげです。


レンズを固定する白いリングは劣化して再利用できなかったので、ホットボンドで固定しました。

20160122010044-648.jpg
接着剤ではないので剥がすこともできます。



あとはいつも通り組んで完成。

「Grassy LeDio9改 雫來Limited Edition」

20160122004625-93.jpg


ちょっと興味深い素子構成だったので、スペクトルを実測しました。

T2012_0612_201029.jpg

懸念通り赤が強く出てしまいましたが、所詮は10Wクラスのランプです。
他のライトと混ぜて調整してもらうとしましょう。

しかしこのUV素子はホントに大光量だわ・・・。
高いだけのことはあります。(笑)


あ、もう1個はオール400nmの「Grassy LeDio9+改 400nm Special」です。
俗に言う?オワンクラゲモデル

20160122004706-780.jpg

これ、実はかなり危険なランプです。
それを知る身としてはこの画像だけで目が痛い気がしてきます。

もしこれが全部白いLEDだったらとても眩しくて見れませんが、UV400nmは人間にはとても暗く見えるので瞳孔があまり閉じません。
しかし光エネルギー自体は白色LEDよりもはるかに強いため、それが閉じない瞳孔の中に飛び込んでくるので大変危険です。

レンズ無しですらうっかり見てしまうと、視界からしばらく点々が消えません。(汗)
本当に取り扱い注意&直視厳禁です!!
できるだけ人の目が照射角内に入れないように、光が水槽外にこぼれないように設置してください。
特に視点の低いお子さんやペットなど。

UVが原因かは不明ですが、昔アーク溶接(お面被って電気バチバチってやるやつ)の光で目を傷めて苦しんだ経験があります。
光の危険性を侮ってはいけませんよ。

自作できる方がマネされるのは一向に構いませんが、
危険性や使用は「自己責任」でお願い致します。


まぁ、こんなの滅多に作らないと思うけど。


こっちもついでに実測。

T2012_0612_201152.jpg


というワケで、雫來さんのオワンクラゲ飼育記をお楽しみに!(笑)









[ 2016/01/27 ] LED遊びのこと。 | CM(6)

DSLB900の制作。

こんにちは、どにゃです。

初となるDSLBの制作依頼を頂きましたのでカンタンにですがまとめます。


ご依頼の内容は「爽やかな明るい白」「フルスペクトル」というかなり難易度の高いモノ。(笑)

LEDのチップひとつひとつは単波長なので、幅の広い波長を得るためには複数のチップを組み合わせなくてはなりません。
しかしスポットタイプと違い、バータイプのLEDは素子が横一列に並ぶため、沢山の種類の素子を使っても均一に混ざりません。

つまり、少ない種類で幅の広い波長(たくさんの色)を作るという、矛盾と戦わなくてはいけません・・・。
従って、今回はデュアルチップといって一つの素子にチップが二つ入っている素子を使います。


参考画像
Epiled-45mil-5W-dual-chips-font-b-495nm-b-font-cyan-high-power-font-b-led.jpg

チップが二つになることで2種類の波長を出すことができますが、そのかわりにチップ一つ当たりの出力は半分くらいになってしまいます。
残念ながら同じ電力でパワーが2倍になる訳ではありません。
ただしお値段は素子2個分になります。(汗)


まずはベースを分解していきます。

20160112233758-933.jpg
分かりにくいですが、筐体から中の基板を抜いた画像です。
前回は誤って表面のガラス板をぶち割りましたが(笑)、その教訓を活かして基板だけ上手く抜けました。

これが最初で最大の作業です。


まぁガラス板が無い方がロスは少なくなりますが、見栄え的にはあった方が断然イイですね。
あとの内容的には前回と同じなので割愛。

チャチャっと素子を全交換します。

レンズは攻めの60°をチョイス。

20160114000938-429.jpg


元通りに組んで完成。

20160114004137-118.jpg

ホルダー一体型のクリアなレンズが個人的には結構カッコいいと思ってます。(笑)


点灯の様子。

s-IMG_3689.jpg


とりあえずできたものの、これだとかなりシアンが強く、緑っぽい光です。
私の設計ミスにより思っていた結果が得られなかったため、波長設計からやり直し。(汗)

また全バラシ・・・。

泣きそうになりました。(笑)
ま、こうやって成長していくのです。


採用素子の変更も行い、配列はこのようにしました。

s-IMG_3690.jpg


白素子を2倍にすることで明るさと色味が改善されました。
アクア用照明と比較するとかなり白めですが、青系LEDとカクテルする前提での設計です。


実測はできていませんが、素子パターンの合成スペクトルはこのような感じになります。

canvas.png

使用した素子はたったの3種類です。
これがデュアルチップの恩恵です。


偶然にも、KR93XPの12インチと似たようなスペクトルになりました。

123.png

とか言って、狙っただろうって?
いえ、残念ながらDSLBにそんな設計自由度はありません・・・。(汗)


ただしこれはあくまで理論上、「数値の合計」なので、ライトの端から端までこの波長が降り注いでいる訳ではありません。

どうしても素子間の距離があるので、測定ポイントによってピークがピョコピョコ変わるはずです。

とはいえ3種類の素子しか使っていませんので、ある程度の距離を取ってしっかり水面を揺らしてあげれば、サンゴに届く頃にはそこまで極端には変わらないかなぁと思います。

まぁ実際のところは測ってみないとわかりませんので、「願望」ということで。(笑)



あとは依頼者さんの色揚がり報告を待つとしましょう。(・∀・)ニヤニヤ
あ、色落ちしてもサンゴ代は請求しないで下さいね。(笑)




[ 2016/01/26 ] LED遊びのこと。 | CM(2)

DSL7ミスズモデルの制作。


こんにちは、有名アメブロガーのミスズさんの名前をタイトルに入れてアクセスを稼ごうというコスイどにゃです。(笑)


以前お友達のミスズさんから依頼されて制作したGrassy LeDio9改を大変気に入って頂いたようで、「追加を頼みたいくらい」とまで仰って頂きましたが、残念ながらベースとなる素材がもうないとのことでした。


私も海外サイトで素材を探してみましたが7素子タイプのスポットはほとんどなく、あっても12素子タイプと同じサイズだったりで小型のものがほとんどありません。


暇を見つけては素材探しに奔走し、ついに入手しました!!


20160104230013-784.jpg

に、似ている・・・。(笑)

というか全く同じですねコレ。


20160104230037-324.jpg

サイズも同じ。


ただしこのレンズはクリアです。
もちろんコレに合いそうなプリズムレンズも探し回ったんですが、残念ながら発見できませんでした。

アクア用ではないので素子は普通の白のみ。
20160104230022-363.jpg


早速レンズを開けてみると、まぁ汚い。

20160104230110-588.jpg

出力の低いコテで作業したのか、作業者の技術不足の問題か、または両方かはわかりませんが、雑な仕事です。
素人の私が言うのもナンですが・・・。

この筐体はベースプレートがヒートシンクと接着されており、分解ができません。
なのでコテでランドを温めても熱が逃げやすく、温度が上がりにくいのです。
普通のハンダごてでは多分できません。



どのみちこの素子は使わないのですべて外してキレイにします。

20160104232026-336.jpg




目的の素子を乗せてハンダします。

あぁ、私も下手でした。(笑)
でも元よりはマシかなぁ。

20160104233732-638.jpg




続いてドライバですが、これもまた探すのがタイヘンでした・・・。

まぁ理由はいくつかあるんですが皆さん興味はないと思うので割愛します。
とにかく大変だったという事と、要らないドライバが山になったということだけ伝えておきます。(笑)
使い道がない・・・。(汗)


詳しくは省きますが、電流値が350~400mAくらいになる物が欲しかったのです。

またゴミが増えませんように・・・と祈りながらテスターを繋いで電源ON!!


20160104235447-164.jpg


キター!!!!
リアルにガッツポーズが出ました。(笑)

やっと出会えたよ・・・ウルウル。


実測消費電力は約10W。

20160105000208-68.jpg


この筐体は放熱的にこの辺が限界です。
これでもやや走る雲の影を飛び越え気味ですが・・・。


20160105000504-97.jpg


というワケでユーザーさんには何の関係もない私の苦労を綴ってみました。(笑)

これで普通スポットのDSL、バータイプのDSLB(Bar)に続き、小型タイプのDSL7(セブン)のゼロ制作が可能になりました!


テスト照射の様子。
バッチリギラっております。

20160105004429-843.jpg

これはミスズさん指定の素子構成「DSL7 ミスズモデル」です。



命名の由来は、当初Grassy LeDio9と同じ筐体だからDSL9にしよう、いや10WだからDSL10にしよう、と思ったのですが、型番の数字とはいえスポットLEDのリーディングカンパニーである本家を超えるのは誠におこがましいので、7素子モデルという事でDSL7にしました。



あとはどうにかしてレンズをプリズムにできないものか・・・。

まぁミスズモデルはいくつかの理由でむしろクリアの方が向いてるんですけどね。



効果はミスズさんに聞いて下さい。(笑)


[ 2016/01/21 ] LED遊びのこと。 | CM(10)

オリジナルLEDバー(DSLB)作ってみた。【動画追加】

どもども、どにゃです。

スポットLEDは一通り遊んだので、新たなるステージとしてバータイプのLEDライトを作ってみました。


ベースとなるのはコチラのライト。
輸入品で、長さは1200水槽用の1150mmです。(他に900用と600用があります)
幅と高さは3cmくらいなので、とてもスリムです。
素子は36個で、消費電力は実測約60Wでした。


長すぎて写し切れません。(笑)
20151118213000-899.jpg

外観はただのアルミチャンネルなのでシンプルですが、悪くありません。
20151118213016-250.jpg

20151118213043-178.jpg


ドライバ。
20151118213026-613.jpg
非力だったらこれも交換と思ってましたが、実測で520mA(約1.5W駆動)くらい出てたのでバッチリです。
ラッキー♪


点灯の様子。
20151118213243-291.jpg

デフォルトの素子は白、青、緑の3種類のようです。
基板1枚につき素子9個で構成されており、白4:青4:緑1という比率です。

緑が謎です。
1/9なんて中途半端に乗せるくらいなら、いっそ青白だけの方が良い気もしますが・・・。
奇数になるから適当に緑乗せたのかな?
まぁどうせこれらの素子は全交換するので何でもいいんですけどね。(笑)



早速バラしていきます。
20151118222120-253.jpg

一応防水をうたっているので、ケーブル周りや側板はシールされています。
照射面もシリコンシーリングされてます。
20151118222232-908.jpg


これ、新品なんだぜ・・・。
20151118222647-395.jpg
これがチャイナクオリティ!(笑)


横から覗いた図。
20151118223431-514.jpg


基板が筐体にシリコンみたいので固定されてるので、表面のクリア板を剥がさなくてはなりません。
こりゃ剥がすのも貼り直すのもメンドクセー。


しかし基板を抜くには剥がすしかない・・・。
勢いに任せて端からグイグイやっていたら・・・



バキッとな。

20151118224120-679.jpg

オイ!
これガラスじゃねーか!
チャイナのくせに!
チャイナだからてっきりアクリルだとばっかり思ってたからちゃんと確認しなかったよ!

あー自分ので良かった。
ケガもしなかったしまぁいいや。
素手でやってたので危うく素子がディープレッドに染まるところでした。(笑)

ガラス使ってるなんて、何気に良い製品かも。(笑)


もう割れたので怖いものはありません。
強引に全部剥がしましたが、次からはピアノ線使わないと。
剥がさないで抜ければ一番いいんだけど・・・。

その前に次があるのか?という。(笑)


20151118233844-651.jpg

筐体への固定を切り離し、やっとの思いで取り外し完了。
20151119003434-233.jpg
ここまでくればどうってことはないです。



20151119003457-558.jpg

と思ったら、このレンズも随分キッチリと接着されていて剥がすのが地味に大変でした。(汗)
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安物のクセにいい仕事してやがります。(笑)


チマチマと頑張って素子を取り外し・・・。
20151202235113-998.jpg


コチラの素子に載せ替えます。
見た目は同じですが、高価な高ランク・ブランドチップです。
20151203000453-552.jpg

このライトは横一列なので、素子の種類が多くても混ざりません。
レンズ角や照射距離にもよりますが、せいぜい3種類以下が無難だと思います。
デュアルチップ使えば3種類でも一応連続スペクトルは得られますが、コストがかさみます。
なのでこのライトの正しい?使い方は、T5の波長補完用とか、UVのみ等の単波長の底上げとかがベストかなぁ・・・。

とか言いながら私は欲張って4種類使いましたが。(笑)



これまたチマチマ素子を乗せていき、試験点灯。
36個もあるからタイヘン・・・。
20151203011913-338.jpg


設置は吊り下げです。
このようなステーが2個付属しています。
20151203015343-69.jpg

本体背面側にはナットが入ってますので
20151203015531-587.jpg

ステーを一度バラしてこの部品だけを取り付けて、
20151203015812-538.jpg

こうします。
20151203015858-887.jpg

予め買っておいたこの調整式ワイヤーのフック部分をグイグイ曲げて
20151201010231-393.jpg

こんな感じで吊ります。
20151203015949-13.jpg



レンズも標準のクリアから、お約束のプリズムへ変更します。

20151207125812-9.jpg
60°と90°を取り寄せましたが、とりあえず90°をつけてみました。


放熱用シリコンを塗りたくってから基板を挿入し、
20151207225943-223.jpg

レンズを乗せたら完成!!
20151207232814-883.jpg

もう表面の保護板はメンドクサイからなくてもいいや。(笑)
照度も落ちるし。

うム、いい感じ♪
20151207233739-123.jpg


参考までに、バーのみ点灯の画像です。

明るさや色味などを画像で伝えるのはなかなか難しいですが、90°レンズだけあって結構広範囲を照らしてくれます。
20151207233454-488.jpg
何より長さが1150mmあるので水槽の端まで光が届きます。

90°レンズは正解だったかも。
20151207233604-699.jpg

照度は簡易照度計で30cm直下で約15,000Lxでした。
20151207233654-435.jpg

肉眼での色味も良く、なかなか気に入りました。

フルUVでもう1本作ろうかな・・・。(笑)


【追記】

DSLBのみ点灯の参考動画です。

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[ 2015/12/11 ] LED遊びのこと。 | CM(24)

小型DSL研究中。

こんちは、どにゃです。


最近は小型のスポットを作りたくて遊んでいます。

まずはベースとなる筐体探しですが、色々な条件に拘るとほとんど見つかりません。
また、画像だけではわからないこともあるので、実際に手に取って確認するしかありません。

すべての条件を満たすものは見つからず、イチから設計したいくらいです。(笑)
ま、個人でそんなことはできないのでそれはメーカーさんに任せるとして、とりあえず1つ良さそうなものを取り寄せてみました。

それがコチラ。

20151020002727-518.jpg

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カッコいいデザインで、このサイズで5素子装備です。

本当は7素子のものを探してたんですが、いいのがありませんでした。

早速分解。

20151018002932-884.jpg

ちなみに商品ページには15Wと書いてありましたが、実測は消費電力5W未満・・・。(約240mA駆動)
どうも彼らのワット表記は基準が良くわかりません。
ま、どーせ改造ベースだから筐体だけ手に入ればいいんですが。



もし本当に15Wランプにするなら、15W÷5素子=3W駆動なので600mAくらい流さないといけません。
この筐体&素子密度で600mAも流したら、とてもじゃないけど放熱が追いつきません。
ていうか普通サイズのスポットでもファンが無いと厳しいと思います。




こちらがベースプレート。

20151019225753-259.jpg

いじくってて気が付きましたが、どうもこのプレートが歪んでいるらしく、シリコングリスの当たり方でヒートシンクとの密着が悪いことがわかりました。
プレートとヒートシンクはなるべく密着した方が放熱しやすくなります。

20151019225805-793.jpg

その為ネジを追加したりするワケですが、この製品は小さすぎてネジ留めが困難なので、なるべく密着をよくするために面研しました。


少し研磨したところ。
当たりがムラになっているのがわかりますでしょうか。
これが歪んでいる証拠です。

20151019230207-143.jpg

面出しはなるべく平らなものの上でやりたいので、とりあえず塩ビの端材の上でやりましたが、ホントはガラスが良いですね。
まぁそんなにシビアになる必要もないのですが、一応技術者の端くれなもので。(笑)

ちなみに、「この世で最も平らなもの」は何かご存知ですか?
はい、答えは皆さんお馴染みの「水面」です。
なので板ガラスは溶解した金属の上に流して作られています。


研磨により均一に当たるようになりました。
職人の手になった。(笑)
20151019230736-736.jpg
これでヒートシンクにビタッと密着するようになりました。


素子を載せ替えて、もう少し出力の高いドライバに交換して、光が横から漏れるのでアルミホイルで遮断しました。
ショート防止にホットボンドをちょいと盛りました。

20151020000840-692.jpg


試射の様子。

20151020002530-828.jpg

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うム、ギラギラしとります♪

ご覧の通り、素子構成は400+425nmのデュアルチップx3個と425nmシングルが2個の「UV強化用」です。

ちなみにDSLとは、ある依頼者さんが命名してくれた「ど(D)にゃ ス(S)ペシャル (L)ED」だそうです。

基本はすべてワンオフになるので、他にもDN087SP(どにゃオオバナスペシャル)とか、DN15DVW(どにゃイチゴダブル○イタルウェーブ)など、皆さんご自由に呼ばれていますので、お好きなように呼んでやってください。(笑)
商品ではないのでみんなが好きなように呼んだ方が楽しいですよね。


ただ、所詮6W程度なのでどこまで効果があるか・・・。
もう少し上げたいので、新しいドライバの到着待ちです。

到着して検証したら、例のスポットマスターにモニターを依頼することにします。(笑)
なのでスポットマスターさんすみません、もう少しお待ち下さい。



[ 2015/10/30 ] LED遊びのこと。 | CM(14)

青一色のスポットをワイドバンドブルー化してみた。

ども、どにゃです。

相変わらずのLEDネタです。


とあるブロ友さんが、「スポットが壊れた~」と書かれていたのでお節介にも「修理してみましょうか?」と声をかけさせて頂いたところ、ご依頼を受けることになりました。
使用からちょうど一年が過ぎたあたりで、キッチリ保証が切れたタイミングだったそうです。(汗)

当初私は修理だけのつもりで、安価に復活すれば喜んで頂けるかと思っていたのですが、ついでだからということで波長構成の変更オプションも追加になりました。


送られてきたのはやたらと大きい箱で、「なんでスポット1個でこんなデカい箱なんだ?」と思いながら開封すると予想外の「おまけw」が同梱されていましたw

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なぜ私の好物を知っているのか・・・w

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ラスクは大好きです!
ありがとうございます♪



肝心のブツはよくあるこのタイプです。

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早速おいしいラスクを頬張りながら、診断に取りかかりました。
現状の症状は、不点灯、微点灯が不安定に変化するというものでした。

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色は全て青の一色です。
相変わらず固定ネジがなかったので組上げ時に追加しました。
素子はプラスチックレンズでした。


最初は例のごとくコンデンサ不良だろうと思い、全コンデンサを交換しても症状が変わらず・・・。

こりゃドライバ不良か?と思い、他の正常なドライバに交換するも変わらず。

ここで原因はドライバじゃないことが確定、素子の点検をすると、不良の素子がひとつありました。

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取り除いたところ。
素子の内部で断線しかかっているのが原因で、通電不良が発生していました。

最初は素子から疑うべきだった・・・まだまだ未熟です。
でも皆さんのおかげでこうしていろんなケースを体験することができ、私の経験値が上がります。
これはとてもありがたい事です。

まぁどのみちコンデンサは交換する予定だったのでおkです。


最低限の修理であれば、この素子ひとつだけを交換すれば終了です。
ただし、初期不良でない限り、1つ壊れた以上は他のもいつ壊れてもおかしくありません。
理想は全交換ですがその分コストもかかるので、判断は依頼者さんにお任せしています。


今回は波長構成の変更ご希望とのことだったので、全素子交換を行います。

こちらが今回使用するシリコンレンズの素子です。

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ご希望によりシアン多めです。

で、完成。

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目視での光色はエメラルドグリーン寄りの爽やかな水色って感じでしょうか。
南国の海みたいな色です。

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30cmにてスペクトル測定。
いい感じですね~。

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バッチリワイドバンドなブルーになりました!
コレ単独では浅場SPSには青すぎますが、LPSなんかにはかなり良さそうです。



作業内容まとめ
・素子全交換
・コンデンサ全交換
・ステンレスビスへ交換及び追加


素子の初期不良さえ出なければ、これで1年で壊れることはないでしょう。多分。
保証書は発行できませんが。(笑)





[ 2015/10/17 ] LED遊びのこと。 | CM(9)

Grassy LeDio 9の改造。

こんにちは、どにゃです。

ありがたい事に、スポットLEDのご依頼が続いております。
と言っても今のところご負担頂いているのは部品代や送料等の実費のみで、工賃的なものはゼロですので私はまったく儲かりません。(笑)

でも作業自体が楽しいし、ご依頼を頂けるという事は信頼して頂けているという事でしょうから、これはありがたい事です。


さて、今回はGrassy LeDio 9の改造です。
今回は故障の修理ではなく、素子入れ替えの改造依頼となります。

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ソケット部分が熱で劣化してクラックが入ってます。
テープで留めて使用されていたそうです。
このプラスチックは劣化が進んでいてパキパキになっていました。
気を付けないとグシャっと逝きそうですが、こればっかりは部品の入手が不可能なので再利用です。

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一見すると、問題なく点灯しています。

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ただよく見ると・・・UV素子が黄ばんでます。
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レンズを固定するこのリングも割れていました。

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やはりUV素子が異常です。
プラスチックレンズなのでUVによって変質?し、チップの表面だけが白くなっています。
レンズ全体も黄色くなってますね。

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基板の様子です。

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UV以外はCREEタイプの素子が使われています。(公式にはCREEという表記はありませんでしたので不明)
今回これらはすべて取り外し、素子を総入れ替えします。
汎用パッケージ対応のパターンなのは調査済み。



っと分解していたら、特に引っ張ったワケでもないのにドライバの電線がポロっと外れてしまいました。(汗)

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熱によるダメージが相当蓄積していた模様です。
ドライバ自体も劣化が進んでいたようだったので、依頼者さんに相談してドライバごと交換させて頂くことに。
同等品がどうしても見つからず、結果的に結構なパワーアップとなってしまったので耐用年数は若干落ちるかも・・・。(汗)
ちょっとでも空気の流れがあれば余裕な程度ですけど。


全素子入れ替え。

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以下ハンダが下手くそ禁止。(笑)
言い訳するなら、基板が外せなくて狭い&熱が逃げる・・・とだけ言わせて下さい。


波長構成は依頼者さんのブログでご覧になれるかと思います。(誰w)


ソケットのクラックを補修し、レンズはプラスチックリングと共にホットボンドで固定しました。

完成写真は撮るのを忘れました。
まぁいらないか。



試験点灯を長めにとって、無事納品となりました。



ご満足頂けますように・・・。




[ 2015/09/24 ] LED遊びのこと。 | CM(8)

ジャンク品LEDを再生!

こんにちは、どにゃです。


またまたLED制作のご依頼を頂きました。

今回は波長ではなく、あまりコストはかけなくていいので青味の強化用が欲しいとのご依頼。

かしこまりました!


低コストで制作する場合は、安価に入手したジャンク品をベースにします。


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ストックのジャンクパーツの中からゴソゴソ・・・。

ヒートシンクはよく洗って乾かします。


ここから先はいつも通りなのでサラッと。


新品のドライバのコンデンサを日本製のものに交換。

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素子も全て高品質の新品に載せ替え。

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安価な青素子なら100個2,000円でお釣りが来ますが、これはブランドチップなので単価は高いです・・・でもその分高性能です。



放熱用シリコンもキッチリと塗ります。

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ここからはいつもと違う点です。
今回のタイプの最大ともいえるメリットは、素子単位でレンズの変更ができることです。

ビーム角は広角にしてほしいとのことだったので、全て90°のプリズムレンズをセレクト。
もちろんこれも新品です。
60°と90°をストックしています。

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ちなみに左が90°、右が60°です。

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今回は450nmのロイヤルブルー単一構成の為、混ざりや白系素子の分離を気にする必要はありません。
この場合は光量ロスの少ないクリアレンズの方が向いてると思いますが、マルチシャドウ軽減の為プリズムをセレクトしました。

というか、私が個人的にプリズム好きなのが理由。(笑)
なのでクリアで!との指定がない限りはプリズム使います。




このタイプはネジの品質が悪いのか、ここのネジが錆びていることが多いです。

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このままではイメージがとても悪いので、ネジは全てステンレスに交換します。

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あと後ろのこのネジも。

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それと、ベースプレートをヒートシンクに固定するためのネジが元からついていないので追加します。
これは単に固定する為だけではなく、プレートとヒートシンクを密着させることにより放熱性の向上(故障率の低下)が見込めます。

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これで完成です。

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見た目こそ中古品のそれですが、中身は新品時より高品質に仕上がってると思います。



今回はオール450nmの単一波長な為、スペクトルの測定はしません。

90°レンズはかなり広角ですね。
かなり広い範囲を照らしてくれますが、その分照度は落ちます。

念の為一日ほど試験点灯して、異常はなかったので納品となりました。

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[ 2015/09/15 ] LED遊びのこと。 | CM(11)





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