こんにちは、どにゃです。
今日は海水魚飼育の初期に躓きやすい、
「白点病」の経験や対処、治療法について書いてみたいと思います。
ネットで集めた情報や自分の経験の記録として、また検索で辿りついた方などの参考になれば幸いです。
※白点病そのものの説明については割愛します。
画像なしの超長文です。(笑)大したことは書いてないので「白点とかwww」な方はスルーして下さい。
【始まり】
白点病、発生。現行水槽(900OF)の立ち上げから半年ほど、白点病に悩まされていました。
ごく初期は出ませんでしたが、調子に乗って魚をどんどん増やし、悪化していきました。(初心者にありがちですね)
酷い時は水槽内のすべての魚種(スズメ・クマノミ・ハゼ・ギンポ・ハギ・ヤッコ)に発症するほど蔓延していました。
ただしそれで次々と死ぬほどではなく、
増えたり減ったりを繰り返していました。時には
ほとんど消えて喜んだのも束の間、翌日には
どかーんと増えていて落胆し・・・と白点に振り回される日々でした。
おさかなさんの抵抗力と白点の勢力が釣り合ってしまったのでしょう。【対策】連日、ネット検索。白点病について調べたり、先輩方のブログを読み漁ったりしました。
水槽中に蔓延していたので
1匹や2匹を隔離治療しても無駄だと思い、
水槽自体の治癒が必要でした。
しかし
サンゴやイソギンなどの無脊椎がいたので、銅や薬品、低比重などの決定的な対処ができず、結果として様々な方法を試すことになりました。
効果が高いと言われる善玉菌系の添加剤を規定量の数倍添加してみたり、殺菌灯を導入したり、ICHやオキシドールを添加してみたり、連日換水してみたり、夜間換水してみたり、体力をつけさせようと餌の種類や量を増やしたり、逆に水質を悪化させないように餌を極少量に絞ったり、比重を0.003ほど下げてみたり、天然海水で換水してみたり…。
結論から言うと、
どれも効果はありませんでした。今にして思えばむしろ短期間で次々に実施することで
水質を目まぐるしく変化させ、魚に負担をかけていただけでした。
お金もムダ。
【収束】結局、放置策。最終的に収束した方法は
「何もしない」でした。
餌は全員食べていたので、白点に罹りやすい(=撒き散らす)不調なヤッコを
隔離治療し、あとは一定の給餌と換水のみ、それ以外は
何も入れない、何もしないことにしました。(ハギは元気&捕獲できなかったのでそのまま)
とにかく
「水槽に変化を与えない」ことに努めました。
すると悪化する日が減っていき、症状も日を追うごとに軽くなっていきました。
約2週間でほぼ白点は見なくなり、およそ
1ヵ月で白点はゼロになりました。
水質の変化が無くなり、魚の抵抗力が向上し白点の勢力を上回ったということでしょう。
白点を増殖させていたヤッコを一時的に出したのも効果的だったかなと思います。
【治療】辿りついた、完治法。
白点が酷い場合は
隔離治療が必要です。
よく
「白点は放置で治る」という方がいますが、それはその水槽に充分な量の良質バクテリアが定着しているからです。
立ち上げ初期の白点は
悪化するケースがほとんどなので、放置しても治りません。
無脊椎がいなければ銅が確実みたいですが、私は銅治療の経験はありません。
治療はトリートメントタンクが無い場合、
全換水法が良いと思います。
但し、クーラーが要らない時期に限られます。
理想はやはりクーラー付きトリタンです。
私の場合はそれに
低比重とグリーンFゴールド顆粒を加えました。
低比重化は
魚の浸透圧調整機能の負荷を軽減させる効果と
白点のセロントを死滅させる効果があります。
GFGには直接白点の治療効果はありませんが、白点虫が出入りした際や痒がって擦り付けた際に傷ついた
粘膜を保護する粘膜保護ではなく感染症予防(殺菌)効果があります。
(また一説によると、白点虫が寄生する際に必要とする成分を生成させにくくする効果もあるかもしれないとの事)
この治療に必要なのは小型水槽、ヒーター、エアストーン、水温計が各2つずつとエアポンプと比重計です。
最悪、各1ずつでも可能ですが、面倒です。
あとは何でもいいので生体の生活リズムを整える為の照明。
塩ビパイプなどの隠れ家もあれば尚良し。
--------------------------------------------------------------------
※比重計について低い比重は
フロート式では測れないものもあります。
なので比重は飼育水の比重から算出してもいいですが、
屈折計があると圧倒的に便利です。
以後もずっと使うものですし、フロート式より正確でラクで早いので絶対にあった方がいいです。
某オクの安いので充分です。
--------------------------------------------------------------------
エアレによる塩ダレと飛び出し防止のためフタがあった方がいいのと、魚を横から見れる方がいいので私の場合は30cm規格水槽を2つ用意しました。
バケツでも構いませんので仮にバケツA・Bにします。水槽の飼育水を薄めて
比重を1.010に合わせたものをバケツAとBにそれぞれ用意します。
飼育水に白点がいるんだから意味ないじゃんと思われるかもしれませんが、低比重化することで
仔虫(セロント)は死滅しますので問題ありません。
また濾過が無いため少しでも水質を悪化させないよう、いくらかでも硝化バクテリアが期待できる飼育水を使います。
バクテリアも低比重で死ぬんじゃ?と思われますが、私が参考にしたある魚水槽ブログで本水槽ごと低比重化(1.008)した結果、アンモニアや亜硝酸は検出されなかったとのことからこの程度の比重ではバクテリアは死なないと考えています。
そして両バケツにヒーターとエアレーションだけして、魚を入れるバケツAだけGFGをパラッと気持ち程度入れます。
まぁ無いよりはあった方が良い程度の気休めです。(笑)
手元になかったら別にいいと思います。
アクアセイフとかでもいいですが、併用はタブーみたいです。
GFGは光で分解されるので、前日に入れておくことは避けて下さい。
給餌は1日1回、水が汚れるので
魚を移し替える前だけ与えます。
その間にバケツBにGFGを溶かします。
その後、魚を手ですくってバケツBに移し替えます。(水温差に注意)
バケツAは水道水で特に底をよく洗って、また同じ低比重水を作ってエアレしておきます。
これを
毎日繰り返します。正直相当な手間がかかりますが、
効果は抜群で2~3日を過ぎた頃から
みるみる白点は減っていきますのでモチベーションも保てます。
1週間から10日ほど続ければ、まず
白点はゼロになっているはずです。
これで魚自体の治療は完了です。
徐々に比重を戻し、本水槽の隔離ケースで様子を見ましょう。
飼育水を使うので、必然的に本水槽の換水にもなります。
もし濾過の効くトリタンがあれば規定量半分のGFG+低比重(1.008~1.010)で普通に飼育すればおkです。
ちなみに過去に何度もこの方法でやってますが治療中に
死なせたり不調になった個体はありませんでした。
皆今現在も元気にしています。
※あくまで私の経験だけの話です。全魚種を保証するものではありませんのでご注意を。低比重に弱い種もいるようです。【まとめ】白点から、学んだ事。・トリタン必須!私はこの経験からトリタン必須と考え、用意しました。
新魚の導入時も1~2週間ほどそこで様子を見ることで、病気の持ち込みを防げます。
何かの際の隔離にも重宝します。
・治療より予防!「無脊椎OKの白点やっつける系」はほとんど効果はありません。やはり予防に勝るものはありません。
トリタンや殺菌灯がそれです。
・いじらない!白点が出たからと言って、アレコレやりたくなる気持ちは私も経験したのでわかりますが、
いじるほど逆効果です。
症状がひどければ隔離治療して下さい。(あまりにひどいと手遅れですが)
蔓延しても、ガマンして換水に努めて下さい。
よくない時こそ、
変化を最小限に抑えましょう。
・試薬ではわからない!アンモニアも、亜硝酸も出てないのに・・・。
白点に関しては、試薬で測れるパラメータに意味はありません。上記がゼロなのは飼育の最低レベルです。
白点は目に見えない部分の水質の変化やバクテリアバランスの問題です。
しかしそれらを測定することはできません。
生体の状態こそが一番の指標になります。
日々の観察が大切です。
・立ち上がり≠安定!亜硝酸ゼロは濾過が立ち上がったことになりますが、それと安定は全く意味が違います。
何を以てして「安定」かは、その水槽を管理しているキーパーのみぞ知るところです。計ることはできないので数値の条件などもありません。
強いて言えば、
「全生体が健康な状態が続いていること」が安定でしょうか。
バクテリアのバランスが落ち着くことが安定の始まりですが、そうなるまでには何カ月もかかります。
そしてそれは
水槽をいじればいじるほど遅くなります。それまでは日々、
水質(バクテリアバランス)が変化しているということです。
濾過バクテリアだけがバクテリアではありません。
立ち上げ初期の海水水槽の中では
膨大な種類のバクテリアや微生物が優位に立とうと
毎日シノギを削っている状態です。
一度は優位に立ったと思っても、すぐにそれに代わる他の勢力が台頭してきたりします。
キーパーが何かをすればまた勢力は大きく変わるかもしれません。
天候や季節でガラッと水質が変わる池や河と違い、ほとんど変化の無い天然の海から来た魚にとってこれは大きな負担となっていることでしょう。
海水魚を死なせてしまった原因がアンモニアや亜硝酸だったケースは実際はごく少数で、このバクテリアや微生物による勢力争いが死因のキッカケであることの方が多いのではないかなと思います。
これらのバクテリアのシノギ合いや陣取り合戦が落ち着いて、
日々の変化が極めて少ない状態になった時こそが
「安定」であり、魚への負担も最小限に抑えることができるのでしょう。
それを水槽でずっと維持しようというのだから、元来ムチャな話ですよね。
ま、だからこそ面白いワケですが。
ね?大したこと書いてないでしょ?(笑)
これはただの
一個人の独り言ですのでそこんとこヨロシク。
ヾ( ´ー`)
- 関連記事
-
どにゃさん こんばんは。
僕はほとんど海水魚ニモ以外飼ったことがないので非常に参考になりました。
やはりトリタンは重要ですね。そろそろニモ水槽に魚を増やそうと思っているので導入前の予防をしっかりしたいと思います。
白点については私も放置ですね。そもそも白点に弱い魚種をほとんど入れたことがないってのもありますが。魚を買ってきて2~3日は白点を見ることもありますが、自然にいなくなります。
安定については同意見です。よく安定するまで半年~1年はかかるって言われてますね。しかも安定したからって変化がないわけでもありません。塩を変えたら変わるだろうし、換水ペースが変わっただけでも変わるでしょう。ライブロックや新しい生体の導入でも熱帯魚屋などのバクテリアを持ち込みますし。バクテリアは見えませんが、ライブロックから自然発生した生物や藻やコケの状態も10年以上飼育している今も変化が見られます。
安定=変化がないってわけではなくて、急激な変化をしなくなるって感じですね。
私が海水魚飼育し始めた頃に通っていた熱帯魚屋の主人に「病気が発生してもリセットは絶対するな!」「安定した水と濾材は宝だ」と言われ、今だに記憶に残ってますし、その言葉を守っています。それが正しいかどうかはわかりませんし、一度だけ原因不明で全滅させてしまったこともありますが、リセットせずに今も安定して飼育できています。
サンゴについてはあまり経験がないのでわかりませんけど、魚に限って言えば正しいと思ってます。
>あっき~さん
あっき~さんこんにちは!
>僕はほとんど海水魚ニモ以外飼ったことがないので非常に参考になりました。
そうですか?
そう言ってもらえると書いた甲斐があります。(笑)
>やはりトリタンは重要ですね。そろそろニモ水槽に魚を増やそうと思っているので導入前の予防をしっかりしたいと思います。
最初は淡水感覚で「トリタンなんてなくたって平気っしょ?」とか思ってたんですけどね。
あるとないじゃ大違いです。
検疫や治療だけじゃなく、餌付けや混泳のパワーバランス調整にも重宝します。
あと精神的にも安心できますね。
唯一のデメリットは魚を買いやすくなってしまうことです。(笑)
>まはぜさん
こんにちは!
>白点については私も放置ですね。そもそも白点に弱い魚種をほとんど入れたことがないってのもありますが。魚を買ってきて2~3日は白点を見ることもありますが、自然にいなくなります。
熟成している水槽だからこそ成せる業ですね。
そういう記述を見た初心者さんが、バッファー能力の低い若い水槽で安易に真似すると蔓延しちゃいますよね。
>安定については同意見です。よく安定するまで半年~1年はかかるって言われてますね。
そうですね。
最初はその意味がわかりませんでした。(笑)
経験豊富な方ならもう少し短くできる気がしますが、初心者ほどいじりすぎますからそのくらいの時間はかかりますよね。
最初の頃はなんで白点が出るのか、なんで治らないのかもわかりませんでした。
>しかも安定したからって変化がないわけでもありません。塩を変えたら変わるだろうし、換水ペースが変わっただけでも変わるでしょう。ライブロックや新しい生体の導入でも熱帯魚屋などのバクテリアを持ち込みますし。バクテリアは見えませんが、ライブロックから自然発生した生物や藻やコケの状態も10年以上飼育している今も変化が見られます。
安定=変化がないってわけではなくて、急激な変化をしなくなるって感じですね。
おっしゃる通りだと思います。
ただその変化が目に見えない為、ビギナーさんには不可解なのでしょうね。
淡水時代はそんな概念はなくてもうまく飼えてましたから、そここそが淡水との大きな違いなんだと思います。
>私が海水魚飼育し始めた頃に通っていた熱帯魚屋の主人に「病気が発生してもリセットは絶対するな!」「安定した水と濾材は宝だ」と言われ、今だに記憶に残ってますし、その言葉を守っています。~
私もまだまだぺーぺーですので何が正しいのかなんて知識も経験もありませんが、何が正しいかなんて時代と共にも変わるだろうし、キーパーによっても異なると思います。
例え一般論から外れていても、安定して飼育ができているならそれが正しいわけですから。
全員が違う環境で飼育していて、同じ答えになる方がむしろ違和感を感じますけどね。
わざわざ書いていただいて、申し訳ありません。
そもそもの原因は、メイン水槽立ち上げを控えて急遽飼ってみたい魚がいたので、無理やり立ち上げたことだと思います。短期なら小さい水槽で水換えを頻回にしてキープできれば良いだけと、安易に走ったのが自分の失敗の原因だと今になって思います。
メイン水槽立ち上げたとしても、数か月~1年は安定しないことを考えると、メイン水槽をはじめに立ち上げてから、安定した段階で魚を飼うっていうことをすればよかったのだと今になって思います。
小さい水槽ですので、頑張ってくれている生体もいますので、なんとか状態をキープできるように頑張りたいと思います。
今の段階だと、換水しかないんでしょうね~?
>☆しぇとらん☆さん
こんばんは!
文字数オーバーしたので引用を省略してます。
>わざわざ~
いえ、自分の記録の為でもありますからお気になさらず。
>そもそもの原因は~
そうですね、もし私が短期間キープの目的でシステムを組むならベアタンクでベースロックにします。
LRや無脊椎は大きな枷になります。
まぁ、ガマンできない気持ちは非常によくわかりますが。(笑)
>メイン水槽立ち上げたとしても~
魚がいなければ安定へも近づきませんから、徐々に増やすことが大事ですね。
ま、自分も含めて初心者にはなかなかできないことです。(笑)
みんな死なせたくなんてないけど、失敗して(死なせて)学ぶんですよ。
ノーミスでベテランになる人はいません。
>今の段階だと、換水しかないんでしょうね~?
白点が増減を繰り返しても餌食いが落ちてこなければ大丈夫です。
今はほっといても水質が変化していますから、できるだけキーパーが変化を与えない方がいいと思います。
見誤りがちですが「水槽中の白点を減らす事」ではなく「魚の体力を上げる事」を考えて下さい。
私もそうでしたが、水槽の白点を減らそうとすればするほど、魚は変化に適応するために体力を消耗します。
いくら白点が減っても魚の体力が落ちれば感染しますし、逆の事も言えます。
換水も一度に大量にするよりは、少量をこまめにする方がいいです。
経験上、ちょっと多めに換水したくらいじゃ白点は全然減りませんし、環境に不慣れな魚は余計に体力を奪われます。
また立ち上げ初期は浮遊バクテリアが多く、それらを減らすことにもなります。
有害物質とはいえ、硝酸塩がガクッと減るのも大きな変化です。
それが水槽や魚には負担となります。
悪化してこなければ、一定した給餌と一定した換水、これだけで治まります。
人工海水なら一日回したり、水温をできるだけ合わせたり、ゆっくり注水するなど丁寧な換水を心がけて下さい。
そして魚の抵抗力が上がってくれば、自然と白点は治まります。
私の場合はですが、何かを入れたり、何かをしたりするほど治癒が伸びました。
とにかく焦らず頑張って下さい。
>どにゃさん
詳しく本当にありがとうございます。
少し、勇気というか目標がはっきりしてきたので
気力もアップしてきました。
何事もあせらずですね。
以後、気をつけていきます。
。
>☆しぇとらん☆さん
>詳しく本当にありがとうございます。
>少し、勇気というか目標がはっきりしてきたので気力もアップしてきました。
>何事もあせらずですね。
>以後、気をつけていきます。
よかったですね!
頑張っているおさかなたちのためにも、めげずに頑張って下さい。
またブログを見れる日を楽しみにしてます。
今更ですがネットで検索してたら引っかかりましたので…。
うちの水槽(200Lベルリン)も白点が蔓延してどうにもいかなくなったことがありました。
立ち上げしてはじめて入れた魚が白点持ちだったようで、スタートの時点で持ち込みという最悪の状態でした。
その後白点病はいったん落ち着いたのですが、安定しだしたと思ってヤッコ系に手を出した途端に再流行。キイロハギをコケ取りに入れたのが致命打になってしまい、水槽全ての魚が白点まみれになってしまいました。
そのダメージでヤッコは全滅。キイロハギも虫の息。病気に強いデバスズメでさえも白点まみれという異常事態でした。
で、頑張ってオキシドールや大量換水(1日50L/200L)で対策したのですが効果なし。
最終的に、魚を隔離して底床掃除とライブロック洗浄を行い、水も200L総入れ替えという半リセットを決行しました。
サンゴとライブロックは掃除日に再設置し、以降最初の1週間は毎日砂を巻き上げるようにして掃除、その後1週間放置したのちに魚を戻したのですが、結果は大成功。白点病はそれ以降、全く出ていません。
(サンゴは掃除の際の隔離で一部白化しましたが)
やはり、「水槽自体がかかる病気」として根本的にやらないと駄目なのかな、と改めて感じています。
また、トリタンは重要ですよね。
うちは白点病完全フリーになったので、持ち込まないことに全力です。
購入魚は2日間様子を見て、白点っぽくなってきたら白点キラーサンゴ用で治療、白点傾向がなければ5日目にメインに入れてます。
> 今更ですがネットで検索してたら引っかかりましたので…。
初めましてですかね?
また古い記事へのコメントありがとうございます。
> うちの水槽(200Lベルリン)も白点が蔓延してどうにもいかなくなったことがありました。
> 立ち上げしてはじめて入れた魚が白点持ちだったようで、スタートの時点で持ち込みという最悪の状態でした。
>
> その後白点病はいったん落ち着いたのですが、安定しだしたと思ってヤッコ系に手を出した途端に再流行。キイロハギをコケ取りに入れたのが致命打になってしまい、水槽全ての魚が白点まみれになってしまいました。
> そのダメージでヤッコは全滅。キイロハギも虫の息。病気に強いデバスズメでさえも白点まみれという異常事態でした。
よくあるケースですよね。
一旦落ち着いたかのように見えて、つい追加してしまうのは人情ですよね。
特に立ち上げ初期は水質の不安定さも手伝って蔓延しがちですね。
> で、頑張ってオキシドールや大量換水(1日50L/200L)で対策したのですが効果なし。
オキシドールは一定の濃度を保てれば効果はあるそうです。
しかし銅イオンのように濃度測定ができないためそれが難しいのと、やはりサンゴは結構ダメージを受けるようですのでサンゴがいたら使えません。
サンゴがいないならオキシドールを使う理由はないですしね。
私も大量換水やりましたが無意味でした。
あとでわかったことですが、シストは比重が重く粘着質なので底に沈んでくっついているので、浮遊している短命なセロントを換水で少しばかり取り除いたところで蔓延している水槽ではほとんど効果はないですね。
> 最終的に、魚を隔離して底床掃除とライブロック洗浄を行い、水も200L総入れ替えという半リセットを決行しました。
> サンゴとライブロックは掃除日に再設置し、以降最初の1週間は毎日砂を巻き上げるようにして掃除、その後1週間放置したのちに魚を戻したのですが、結果は大成功。白点病はそれ以降、全く出ていません。
> (サンゴは掃除の際の隔離で一部白化しましたが)
>
> やはり、「水槽自体がかかる病気」として根本的にやらないと駄目なのかな、と改めて感じています。
そこまでは徹底していませんが、私も以前同様のことをやり、何よりも効果的でした。
やはりひどく蔓延してしまった場合は、砂の中に大量に潜むシストをやっつけないとダメですね。
ただし砂が薄くないとできないので、砂が厚い水槽ではこの方法は使えないのがデメリットですね。
> また、トリタンは重要ですよね。
> うちは白点病完全フリーになったので、持ち込まないことに全力です。
> 購入魚は2日間様子を見て、白点っぽくなってきたら白点キラーサンゴ用で治療、白点傾向がなければ5日目にメインに入れてます。
白点フリー(は不可能と言う方も居られるので厳密にそうかどうかはともかくとして)の場合は是非そうするべきですね。
私は家庭の事情で現在はトリタンは撤去してしまいましたが、理想は常設したいと思っています。
予防と蔓延させない水作りが全てですね~。
コメントの投稿